パッシブな暖房の伊達の家 耐力壁検査

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高速道路パーキング内にある有名なラーメン店・・・

びっくりしましたが、この地が本店の幸楽苑さんですから当たり前でしょうか。

郡山ジャンクションの先1kmで事故が今まさにあったばかりのようで、救急車とレスキュー車も来ておりました。晴れた天候の真っ直ぐな道なのですがどうして事故になったのでしょう。

さて題名の通り、当初は無暖房も目指したパッシブな暖房の伊達の家ですが、上棟後着々としかしゆっくりと作業は進んでおります。

青いところが全てガラスとなる。奥に見える光がはいっている部分も窓。冬の太陽を最大限取り入れる事が伊達の家の主暖房。

ラーメン接合を持つ耐震等級2の伊達の家ですが、外部は合板、内部は筋かいによる耐力壁が主となります。本日は合板の耐力壁とこちら筋かいの検査に伺ってきました。

最近は合板や建材の面材耐力壁に筋かい耐力壁が押されておりますが、やはり筋かいは筋かい。この見た目の綺麗さは・・・好みです。

また今回伺ったもう一つのチェックは屋根のルーフィング(防水シート)です。一般的なルーフィングの寿命は約30年ですが、こちらのルーフィングは特別製でなんと倍の60年・・・。60年間釘穴の止水性(弾力性)が失われないそうです。無論値段もそれなりにしますが、一般的なルーフィングだと30年後葺いた瓦を外さないとこのルーフィングは取り替える事ができません。つまりルーフィングが瓦と同じ寿命(60年)がなければ、瓦の寿命は絵に描いた餅のような話になります。ルーフィングの耐久性が60年あって初めて、名実ともに瓦屋根の実質メンテナンス無し(60年耐久)となります。完成したら見えない下地にこそ力を入れる事が「緑の家」の「理にかなった設計」の思想です。

そのチェックも行いましたが、この台風の大雨で屋根下に水が漏れるという事象が起き、今日その対策として心構えにも言及してきました。うるさいと何時も思われる設計屋です。

福島から帰り道・・・明後日に見学会が行われる新町の家に立ち寄って床下エアコン暖房のチェック。

エアコンから一部屋離れた一番遠いスリットから温風が吹き上がるのを見て一安心。見事に吹き出して温風が吹き付けられた壁が暖まっておりますね。

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