湿度に間違いがあったので修正。2月9日
最近の地上波のお茶の間ワイドショーによると・・・
「風邪の予防にうがいは効果が無い」
と医師がでてきて解説していた。
あれほど、あれほど・・・数十年前から風邪予防には
「外出後はうがいをしなさい」
的な上からの物言いで信じ込まれていたうがい・・・。
私は20年ほど前からこれは眉唾だと思い、うがいなど殆どしたことがない。
医学の世界は物事の見方が狭いのかな~。
今でも言われている
「インフルエンザ予防には加湿が良い」
も10年後には
「加湿には予防効果がない。発病後の養生には良いが・・・。」
となるかも。
なぜなら・・・一昔前は
「インフルエンザ予防には湿度が60%以上40~60%がよい」
と言われていたが今では
「インフルエンザ予防には湿度が50%以上がよい」
と言われており、ここ数年で10%!も下がった。
インフルエンザのウイルスが変わったのか?
そうではないだろう。まだまだ知見が狭いのである。
そもそも湿度60%をこの真冬に維持していたなら、どんな高性能住宅でも多量の結露は免れず、風邪よりもカビなどで病気になりそうだ(家も人も)。
国内産の最高断熱サッシの樹脂サッシであっても、湿度50%を超えるとフレーム結露の可能性が出てくる(新潟県以北)。出来ない事(湿度60%)を良いと言われても全く意味がない。新潟県ならRH(相対湿度)40%前後(温度23度時)、関東ならRH(相対湿度)30%以上 (温度23度時)が現実的だとおもう。
そしてもっと問題な発言が(医療関係者)、ウイルスは口等の粘膜部分から体内に侵入するので
「手洗いがインフルエンザ予防には一番効果的。トイレは無論、外出、食事等々の度に石けんをしっかり使い洗う事を薦める。無論一回あたり30秒以上掛けること。その時手が荒れるのでハンドクリームも一緒に・・・。」
うーーーん。あり得ない。
医療側なら仕事だからそうだと思うが、これを実践したら普通の人は一日に手を10回以上洗うことになり、そんなことをしたら手の皮膚がおかしくなりそう。水(ぬるま湯)だけなら問題ないが、石けんを十分に使って洗えば、皮脂が落ちて他の病気になりそうである。
元々、インフルエンザ予防は他のウイルスと同じ囲い込みが一番効果的。つまり人にできる限り合わないこと・・・とはいっても働いていればそれは無理だから、実際は予防できない。
となると、インフルエンザにかかっても軽くすむように、体温を下げないようにする、ストレスを軽減、就寝をある程度取るに尽きる・・・。
どちらにせよ自身の免疫機能を早期に最大限発現させることが正論。ウイルスに対抗できるのは自身の体で造る抗体だけである。これを有効に機能させる生活が一番重要な対策である。だから過剰な手洗いって違うのでは?と思うし、人混みに行かなければならないようであればマスクくらいなのでは?
と私は思う。
兎に角・・・根拠の薄い「インフルエンザ予防には加湿がよい」は世の中から早く消えてほしい。
コメント
全館暖房している拙宅でも、外気温が低くく湿度が50%を超えると樹脂窓のフレーム付近に結露が起こります。なので我が家では湿度は45%以下を目安としております。
ここ数年50%以下で暮らしていても家族全員インフルエンザとは無縁なので、私のお客さんにもそれぐらいの湿度をお勧めしていますが、なかなか受け入れてもらえないのが現実です。
病は気からと言うように、ここまで「インフル対策は湿度を上げて!」と叫ばれると50%を切るだけで具合が悪くなってしまう人もいるかもしれませんね(汗)
御意!
>50%を切るだけで具合が悪くなってしまう人もいるかもしれませんね。
間違い無く・・・いらっしゃいます。
そうだ!そうだ!そうだ!そうだ!そうだ!現実錯誤!流言飛語!気を付けよう。
やすじいさま
コメントありがとうございます。
励ましも・・・頂きました。
特に手洗いは噂話のような類ではなく、医師免許のある医師が地上波TVで堂々と言ってました。通勤やスーパーでの買い物時にもそれを実行するのか?それを実行すればインフルにかからないのか?その確立は?数値で示してほしいと思いました。