無垢の内部を持つ造り付け家具 関屋の家の内部

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なるほど・・・と思った。

造り付け家具はよく設計するが、このように引き出し内部全てが木で作る設計は行っていない。高価になるから。

しかし、この大樹の会さんの家具はそんなに高価ではなく、フラッシュ※より少し高いくらい。※フラッシュとは表面材と芯材を使って作る戸や家具の板のこと。

キッチン後ろも造り付け収納。その後ろはパントリー。

表面材は栗で内部は軽い木の「杉」で製作されている。

引き出しの底板は軽い杉を使う。昔はみんなこんな仕様だった。

60年前は普通に造られたこの無垢の木の家具たち。今又その家具の作り方が重宝されている。

この家族の間のTVボードの中の棚板も・・・

杉の無垢材仕様。

この仕様は私好み・・・。

出来れば床も、全ての木は杉でもOK。

この季節嫌われた杉だけれども、住宅の素材として新潟県に最もふさわしい特性(カビが生えにくい)をもつ杉は素敵である。

スキップフロアーっぽい感じの玄関内階段部分。強い杉の赤白のコントラストは如何にも新潟の杉らしい色。新潟の杉は赤が黒っぽくなる。

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