長岡の家 基礎開始

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長岡の家の基礎工事が始まった。

旧長岡市内の市街地であって比較的地盤が良いと思われるが、地盤調査の結果から柱状改良を施した。

この地域には14年前中越地震がおこり、震度6を経験した「緑の家」もある。このときの「緑の家」で特に液状化に対するその柱状改良の効果を目の当たりした。

下はその時の写真であるが、柱状改良を施した「緑の家」は殆ど影響を受けず地盤改良から外れた境に小さな地割れがはいり、周囲が陥没している(建物が上がったのか?)。建物は水平と垂直を保ち被害は最小限度の壁の目違いのみであった。

ピンクの線が地割れで柱状改良とそうでないところが分かれた境。ピンクの丸は柱状改良の位置。

長岡の家であるが・・・

いつものように緑の家はフラットのスラブなので地業や防湿シートも簡単。

いつ見てもフラットなスラブ基礎で施工が単純。

短時間で終了し捨てコンを打って配筋工事に取り掛かることができる。

スラブに埋め込まれた梁。通路として使用する箇所。

「緑の家」は基礎内を収納やメンテナンスが行いやすいように構造に無理のない範囲でスラブ内に梁を埋め込んで計画する。実はこの計画は基本設計時にすでに想像して行わないと実施設計中ではなかなか実現できない。基本設計時に基礎梁のスパンを910㎜から1820㎜に抑えることがそのポイントである。また両端に壁倍率の大きな耐力壁をできる限り設けないこともポイント。つまり1階のプランを考えているときに基礎伏せ図までかんがえる。

ところで今日は堺の家の気密施工・状況確認のため現地に向かっている。これを書いている機内は台風一過のためかとても揺れる。シートベルトサインも出たまま。激しい上下揺れでさすがにちょっと不安になるがもう仕方ない。

ということで・・・ここまではひとまずアップ

堺市の家の工事監理を終了して、諏訪ノ森駅にいるがまだふらつく。これは昼の飛行機の揺れのGが4年前に経験した「風」のサーキット走行の時に味わったあの時の揺れと同じだったから・・・。工事監理中も一度立ちくらみがあったがこちらは飛行機が15分ほど遅れたので時間がなくて昼食を省いてしまったため・・・。

堺市の家のことはまた詳しく載せるが今夜は大阪府内でちょっと野暮用というか大事な用事ができたので宿泊して朝一番で帰る予定。宿泊したほうが飛行機費用も安価、また時間も空きがなくちょうど都合がよい・・・。

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コメント

  1. ヤマダ キヨシ より:

    高基礎が良いのは分かりますが屋内、屋外差で階段を設けなくてはなりません。高齢者、障害者に便利な施工も可能でしょうか。室内も自然素材だけだと車椅子使用に不安があります。ウレタン塗装もいいのではと思っています。自然素材だと清潔、掃除等で高齢者は負担増になるような気がします。でも緑の家の仕様に私は80㌫大賛成です。50年我慢し手いらずに過ごせたらなあと思います。屋根は瓦が絶対安心です。外壁は何がいいか悩んでいます。まだ3年先のことですが?
    無理な相談ですみません。

    • Asama より:

      ヤマダ キヨシ様
       
      コメントありがとうございます。

      百人百様 ・ 十人十色・・・とあるように人の想いは様々ですから限定された考えは必要ありません。ウレタン塗装でも良いし、低基礎でも良いでしょう。私もそう思います。そうだからこそ無塗装も高基礎採用も絶対数が少ないのでしょう。

      >無理な相談ですみません。

      これは外壁のことをお尋ねなのでしょうか?