「て・こあ」でのある一日 弐百四拾参 
久しぶりの草木染め

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昨日の「て・こあ」での催しでは総勢10人・・・その中で突如草木染めが行われた。

実は最初は全く行う予定はなかったらしいのだが、突然草木染めを行いたいとのご希望を頂いた・・・

管理人が、

「タマネギ染めなら用意がある」

との事で草木染めの一番簡単なタマネギの皮で草木染めが始まった。

用意は3つで、

  • タマネギの皮大20個分以上(袋も)
  • みょうばん 少々
  • 大量のお湯(ステンレスなべと水と火)

があればよい。

まず大きな染め物用に使っているステンレスなべを用意し、水を12Lくらい投入し、外にある時計ストーブでガンガン火を炊きお湯をつくる。その中にタマネギ約20個分の皮を水の状態から入れる。するとわき上がるころには・・・

・・・な感じで真っ茶色の液体が出来上がる。

そこに染めたい布を投入し少しの間煮込む。

タマネギの皮と同じ色に布が変るが、素材や編み方によってその色はおのおの。

その後・・・

みょうばん入りのお湯を用意し、媒染を行う布はそこに投入・・・・

みょうばんで媒染された布は茶色から黄色ににかわる。

草木染めは最近の洗剤で何回も洗濯すると大概色落ちする。それも味だと思って受容することが必要。その中でも藍染めだけは色落ちし難いと言われている。

さて・・・

最近はまっている牛もも(国産)の網焼きの作りかたを・・・

まず厚さ4cm以上国産モモを買う。ちょっと脂身が入っているほうが食べた時のバターの香りが強くお薦めであるが、入っていないのも赤肉のうまさが凝縮されていてよい。

出来れば調理する数日前に、両面に強めの塩とこしょうを刷込む。塩はこのくらい塊なら1個あたり小さじ半分から一杯弱を刷込む。多少多く擦り込んでも中に浸透したり、焼いているときに油と一緒に落ちるので大丈夫。もし数日前が無理なら数時間前には擦り込んでおきたい。無論フォークで穴をあけて中に浸透するようにする。

モモ肉は一人一本(350G以上)を食べる事が可能(油っぽくないので)である。

七輪は一番大きめのものを使う(火からの距離がとれるように)。

炭はバーベキュウ用の成形炭(オガ炭)が使いやすい。

但し火力の強くないものがよい。

その炭を4個(長さ4cm~6cm、太さ3cm)火起こし器で発火させ多状態から肉を載せる。

その前に網に少量油を塗っておき肉がくっつかないようにする。

遠目の網(何かで七輪の上で3cm程度持ち上げる)片面30~40分、裏返して20分、再び裏返したり、横の焼き目をつけて完成。中まで火が通っているかを見るのは差し込み式の温度計が一番よいが、私は串で刺して上がってくる肉汁の色で判断する(トーメイでOK)。

肉に焼き目がある方がおいしいので上のように全体焼き目をつけるようにする。

焼く前に肉が常温まで戻っていれば80分くらいでできあがるが、冷たいままだと90分以上は掛けて焼くようにする。焼く時に大事な事は風が少ない室内がベスト。できない場合は車庫内や風が当たらないように工夫したところで焼くことをお薦めする。でないと表面だけ焼けて中が生だったり、表面が焦げすぎてまずくなる。

ローストビーフではないので私はしっかりと中まで火が通ったこんな感じになるまで焼く。

切った時に湯気の上がるくらいの熱いのを食べる。

食べる直前まで温かい方が牛肉はおいしい。よってカットも何回かに分ける。おいしい上にヘルシーだしボリュームあるし、お腹にもたれない。

わさびで食べるのが一番おいしい。わさびは高級品よりも一般品がよく、わさびに入っている甘みが肉の味を引き立てる。飲み物は・・・フルボディーの赤ワインがやはりよく、ビールではいまいちである。焼き肉とはいえそのくらい上品な味である。

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