「風」のタイヤ交換

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タイヤ交換のため前輪を持ち上げる。

「風」は少し変っている・・・。
ホイールが青いことではない(何度も言うがこれが風の純正ホイール)。

冬タイヤに交換するのだが、ジャッキアップは2回だけで終わるのである。

昨日はノーマルタイヤで磐越道を快速で往復したのであるが、来週は伊達に伺う予定で、しかし週末は平地でも雪マーク。県境は圧雪かもしれない・・・よって流石にそろそろ冬タイヤへ・・・。

そこでフロアージャッキで前輪を持ち上げると・・・

なんと後輪まで持ち上がる。

自分でタイヤ交換する理由は、以前お伝えしたとおり。タイヤはブレーキと並んで最も壊れてはいけない箇所にも関わらず、今まで何度となくナット緩みや逆に堅閉め、また知り合いの人では「タイヤが走行中外れた」事を体験したり、聞いているから。しかもタイヤ交換は整備工場、GSの新人さんが行う作業。よってミスも多いので他者任せにはできないのである。

後輪にこの浮きがあればタイヤ交換が可能。

手持ち以外の他の車で行った事はないが、通常車は前輪をある程度持ち上げてもサスが伸びるだけで後輪が地面から浮くことは見たことがない。この「風」は、前輪にジャッキを入れ数回ハンドルを操作すると前輪だけでなく後輪までタイヤと地面の擦れ音がしはじめ同調して一緒に動き始める。多分車体ねじれ剛性、重量配分、車体長さ、後輪サス特性などが相まった結果と思う。

この前輪を持ち上げた状態で後ろを見ると・・・

このように完全に後輪も浮く。

前輪をジャッキアップする位置は指定箇所で特に車体中央寄りではない。

よって、ジャッキアップ2回で4輪交換できるのである。もちろん、ジャッキアップ箇所と対角線上に輪留めをして車が不意に動かないようにする事は安全性上必須である。

ただ・・・本来の使い方ではないのでお薦めはしないが、とても楽である。

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コメント

  1. Asama より:

    hachikoku様

    コメントありがとうございます。
    車関連ではたまたま悪い経験を多く積んでいるせいか、一般的に気にすることが多いかもしれません。
    車体の真下の目視でわかるところくらいはチェックしてほしいですよね。おっしゃるとおり日本は少し経済優先に偏りすぎている感があります。

  2. hachikoku より:

    ついこの前の出来事ですが、サブディーラーで新たにスタッドレスタイヤを購入して定期点検と同時に組み替えをしてもらいました。点検から戻ってきた次の日に、走行中に異音がしたので連絡をして、用事を済ませてすぐに点検に持って行きましたが(いつもは自分で交換するか、増し締めをするのが習慣なのですが、納車が遅れて確認漏れ)、なんと、駆動輪の前輪の片側が仮締めの後にトルクレンチで最終の締め付けを忘れたとの事。整備士が運転して納車にきて、この状態なので浅間さん慧眼には恐れ入ります。人手不足と、業務の不足を追加業務で押し込む経営者の中小企業の現状を垣間見た出来事でした。点検後の翌日なのにエキパイとボディの間のインシュレータ(遮熱)がちぎれてトランスアクスルを磨いていたとのおまけ付き。この国はどうなるのでしょうか(ちょっと大げさか)。