「風」は順調に7万キロ、でもスタビが不調。

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近年県外へ伺うことが多くなり「風」の総距離も7万キロを超えた。そんな中、先日関東へ敷調に伺った時に低速で町中を走っていると「コト・・・コト・・・」と足回りから音がする。

一応ホイールボルトを調べても何も異常はない。熱ももっていないので直ぐに何かある事はないと判断し、帰りの300キロくらいは大丈夫だろうと考え、事務所に帰ってからディーラーに入庫した。

これかな?何かごっついクランク状の両輪を結ぶ補強材らしい。

先ほど電話があり、

「スタビライザーのジョイントのがたつきのようだが断定はできない。わずかな音なので多分それだと思う・・・」

とのこと。

私にははっきりと音は聞こえたが、メカニックさんには逆に微妙な音らしい。そんな些細な音がしっかりと慣れた運転者に伝わる事に驚く。

このスタビライザーのジョイントという部品は、これがなくても普通走行には影響が少ないらしく、国内には部品在庫がないので本国からの調達。それが・・・重要部品でないとのことでメーカーの都合で30日待ちとなり、このスタビライザーを丸ごと外した状態で乗っていてほしいと言われた。但しスポーツ走行はしない事。

「はぁ・・・なるほど国内では弱小メーカーのルノーだわ」

このスタビライザーという部品では、
「サーキットの狼」のロータスヨーロッパでは車高が低くすぎて、道路段差でそれをこすって壊わしカミソリのハンドリングがガタガタになるとのくだりを思い出した。それ以後スポーツ車にはそれなりのスタビライザーがついていると思っていたが、大衆ラグジュアリーカーの「風」にもそれがあるとは思わなかった。
スタビライザーの役目はコーナーリング時のロールを押さえて車のハンドリングを向上させる事と、高速走行時の安定性の向上といわれる。

先日一日で750km走ったが、目のしばしばが無ければまだ走れた・・・と思うくらいその走行は楽しい・・・。「風」を購入したときは60才まで乗るつもりであったが、このペースだとその頃は15万キロを軽く超えてしまいそうである。どんどん大型化される現在の車で、こんなコンパクトで楽しい車の販売は今後期待薄で残念である。

例えば、高速道路も楽しいのだが、ナビ神のグーグル先生に道案内してもらう時が最高である。
今回も三郷インターから先が事故渋滞なので外環道からおりるように薦められ、裏道を走った。確かに渋滞知らず、大きな道の側道を縫って進んだが、時折先生は試練をあたえる。

裏道を順調に進むと先に道が見えないのにまっすぐ行けという。まっすぐ行くと・・・右側が階段で左には確かに出口の一部が巾2.5mほどの直角クランクの小路。しかもそのクランク手前が下っており一度入るとバック出来ない小路である。多分軽自動車ならいけるが普通車はちょっと無理。ナビゲータをする同乗者も「えーここは無理」との叫び声が上がったが、これまで知らない街の小路でスイスイ渋滞を交わしてきたたためアドレナリンが放出されており、集中力が半端なく一回のハンドル操作で曲がり角クランクを抜けた。流石5ナンバーサイズ全長3.8mのこの「風」が楽しいのである。

多分グーグル先生の試練に負け、使わなくなった人も多いだろうが私はまだグーグル先生に負けたことがない(笑)。しかしこの後再び裏道に入ることはなくともインターが見えたのでグーグル先生を裏切って主要道路を5分間走しり渋滞のない草加ICで外環に戻る。その後は順調に走り大泉JCから関越道へ。

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