12月に着手し基礎工事を終えた「大野町の家」が、昨日上棟した。屋根防水まで何とか積雪はない。
新潟県の平場では例年にない小雪で(今のところ)、1月でも上棟が可能であったことは運がよい。断熱仕様はAグレード、Ua値は0.21w/m2kで長期優良住宅認定と超高断熱としては申し分ない数値。
現在都市部では大工さんの人出不足が深刻化になっている。この次期の上棟を見ると確かに厳しい環境での仕事であるが、ものつくりの原点である「家」をつくる事は、今後もなくなる事はないが、造り方が変化するのだろう。
ところで最近嬉しいのであるが複雑な気持ちにもなった事があった。それは(一般)中央調査が行った昨年のアンケート結果である。
なるほど・・・。
このアンケートが正しい調査方法で行った事なら、日本人はよく見ているな~と思った。
裁判所より自衛隊の方が信頼できる組織ということ。まあそのとおりだと今は私も感じる。信頼できない2番手がマスコミとは・・・少しため息交じり。
さて・・・大野町の家であるが、鳴和台の家で採用した新コーナーサッシがここにもある。
出窓のように外壁から外へ250mmほどでて配置されるので、このようにしっかりした腕木が設置される。
この大窓の先には・・・新潟平野をつくった信濃川が見え河川の堤防横にたつ家らしい。このため国有地の許可申請や河川法における許可申請で少し時間がかかったが無事に上棟までこぎ着けた。
土地のかさ上げをする事なく、かさ上げをした家と最終的には同じ高さになった「緑の家」の高基礎。
さてこれからサッシを取付けるが、コーナーサッシの出来映えが楽しみである。