もう10年近く前からウィークディは三条の事務所建物内で一日中過ごすことが多い。つまり実質寺泊より三条に住んでいる状態である。よってこの度私の住所を三条に移すことにした。この手続きのため三条市役所を訪れた。
私は個人カードをすでに取得しているので手続きは簡単だろうとたかをくくって行ったが、実際は以前と変わらず・・・というより以前より時間がかかった。
長岡の和島支所で転出届けをしたときには大変スムーズで、このあと個人カードを三条市に持参すれば書類の記入は一切必要ないとの説明だったが、いざ行くと以前と同じように書類に全ての情報を書き込み、更に新たに個人カードの暗証番号の入れ直しのような作業(4桁4個の新たな暗証番号決定入力)もあった。これなら個人カードのメリットは薄れる。ここまでしても個人カードの前の住基ネットとおなじコンビニでの住民票印刷くらいが個人番号カードのメリットである。そしてとっても残念だったのが・・・
個人番号カードの暗証番号をオープンな待合のカウンターにおいてある上の写真のモニターにタッチして入れることだった。
「これって後ろで待っている一般の人に入力番号が丸見えではないですか?」
と市役所の窓口担当者にいうと、
「モニターにはのぞき見防止フィルターが貼ってあるので大丈夫です」
という。
???
だって指の動きで想定できるでしょう。実質モニター中央に9個のグリッドしかないので指の動きをトレースすればわかるはず。動画なんか撮っていたら一発だよね。あれほど暗証番号は重要との説明が事前にされていたのに・・・。
と思ったがここで文句を言っても仕方ない。
実際役所で働いていると(公務員さん)、住民の個人情報なんていつでも閲覧可能という意識なのか・・・こんなものなのかもしれない。
日本は平和だなーと思って喜んでよいやら、皮肉ってよいやら・・・。