金沢市 鳴和台の家 完成1

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完成時の最初の写真がお風呂からは初めて。

美しく仕上がったお風呂はシンプルで煌めき感もある空間となった。

「緑の家」では木の壁面のお風呂がとても多い。
これはお風呂にオリジナル発想のCFを採用して一般的な換気量の2倍の風量を送り込むことで、早期乾燥を実現しカビなどの抑制を行っているから可能なのである。無論、床下暖房も乾燥効果抜群で2時間でも床は乾くとの報告あり。これも洗面脱衣所に床下エアコンを設置するという「緑の家」だから実現できるのである。

そして建て主さんのセンスの良さ・・・このお風呂の蓋がいい♬。

床の残りで嶋田さんから作って頂いたとのこと。
持ち手があり重ねても乾きやすそうなこの意匠と軽さ・・・。薄いから少反るかもしれないが軽いのは兎に角いい。

そして玄関戸の位置が低いからこそ出来るデザイン・・・。

「緑の家」らしく、基礎の打ち放しの美しさが強調されるアプローチ。
そして思わず入りたくなるこの低さ・・・。

コンクリートと砂利の組み合わせはもう15年くらい続いている普遍の組み合わせ。基礎の高さと二律背反するこの低い玄関の取り合わせ。玄関屋根と格子で雨がかりを押さえ込むから可能だといえる。豪雨時の雨跡がそれを証明しているのがおわかりだろうか。

この玄関ポーチの砂利敷は初めての試みであるが、これが「緑の家」の定番になる可能性が高い。シロアリ防止の確認も砂利のため簡単にできるし、何しろシンプルで低コストで可能。

これは今後の手本となるだろう。

玄関にも24時間換気とつけ半分居室感覚の玄関土間。右手は金沢らしい大容量傘置き場。壁が傘先で傷まないようにコルクシートで覆う。コルクはワインの栓にもなるくらい水に強い。

内部はいつもの真ちゅう棒入りモルタルコテ仕上げ。この表情がさらに時を重ねると良い感じになる。

建て主さんと話していたらこの上がり段はアールにしたかった。
こちら側の棚は扉がなく、直ぐに出し入れ可能な靴箱。

冬期は金沢市も日本海側気候であり、ほとんど晴れ間はないばかりか雨の日が多い。そんな時この玄関土間で作業ができる広さは魅力的。何しろ暖かく清潔的。

階段横の靴箱は扉付き。

そしてこれも「緑の家」らしい内部階段。雪の日も安全に階段を使える優れもの。

天井高は3.5mを超えるのでその広がり感は普通の家ではまず考えられない。

そして低い玄関に気軽にINできるロードバイク。

乗らない冬にここで暖かくメンテナンスできる玄関土間。

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