「風」の乗り味が戻った

新たな「風」はH＆Rの青い強化スプリングとなっていた。

社外ホイールから純正のホイールに取り変えて乗るつもりであったので、純正ホイール（中古）を手に入れた話を先回した。現在「風」は強化スプリングの組まれたサスペンションとなっておりこのままディーラーで車検を取得した。

純正の黒いスプリング。右の長い方がフロント用で左の短い方がリア用

純正のスプリングは車と一緒に納品されたのでこの通り手元にあるが、強化スプリングの乗り味がよくないときにとり変えるのでそのまま保管する事にした。

以前の「風」は2年前に交換したタイヤの乗り味が私には合わなくて次回の車検時に交換するつもりだったが、新たな「風」のタイヤは国産の有名なスポーツタイヤだったのでとりあえずそれで試し乗りをする。

7分くらい溝の残るポテンザRE050の215/40R17（2017年製）。

すると・・・

ああーこの乗り味だよね～。ハンドルを切ると意のままに車が向きをスッと変える。この気持ちよさ。日常の運転が楽しくなるフィーリングなのである。あえて言うなら足回りはエンジン性能よりも車が楽しくなる最も重要なポイントだと私は感じる。無論そこそこのエンジン性能は必要であるが。

乗り心地はまだよくわからないが強化スプリングとショックとの相性も今のところ悪くないように感じる。ハンドルを常に握っているドライバーにはよいがパッセンジャーシートに乗った時にどのような評価になるかはこれから。

・・・という感じで2年前にタイヤ交換する前の「風」になった。やはり「風」のハンドリングはタイヤによって大きく左右されると思われる。またスプリングが堅くなり空気圧は3.0kgf /cm2と高く設定しているので、低速時のギャップ乗り越え時は以前より若干ゴツゴツする。が、コーナーリングフィールは更によくなったように感じ、また緊急ブレ－キング時の安定性は確実によくなった。よって純正ホイールへの交換は先送りとして、今あるこのタイヤが摩耗して換えなければならなくなった時に交換することにした。

これは予定外でありよいことである。無駄な出費を抑えることができるし、しかも楽しい。後は高速時の安定性が以前と同じレベルか確認できればこのままの予定。
えっ・・・せっかく購入した純正ホイールは？
まぁほしいときに手に入りにくい青ホイールだからちょっと保管しておくつもりである。