ボディは樹脂である。

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黄色い部分は全て樹脂ボディー。黒いディフューザーを含め後ろはほとんど樹脂。

「風」で最近気づいたことがある。それは「風」のボディー表面の半分以上は樹脂で

できている。

なんか「柔らかいな」とおもっていたが、磁石がくっつかないいことに気が付いたのは新たな「風」が来てから。

スチール製の金属は基本的に磁石がくっつくはず。

スプリングが固いと聞いていたから、どうかと思って手でフェンダー上を押すと、車体がペコっと凹んだ。むろん手を離すと元に戻ってしまう。これって金属の弾性変形ではない。触っても金属系のありがちな冷やっとはしない。少し調べるとRENUALTのホームページにはNORYL GTX樹脂とあり・・・

「NORYL GTX樹脂はポリアミド(PA)と変性ポリフェニレンエーテル(PPE)との導電性ブレンドである。」

ということはFRPではなくちょっと変わった再生された樹脂らしい。

これで耐久性はあるのかと疑問を持つがすでに7年経過して金属部分と変わりないので問題ないだろう。

黄色い部分が樹脂である。側面衝突、ドアの開閉がある箇所のみが金属製のボディー。

調べると最近の車の殆どに何処かしら樹脂ボディーになっているようで、車は板金修理はすでに昔のことになり、傷つけたボディーは修理ではなく取り換えになるのだろう。なんかさみしいこと。

透視図でもオレンジ色のスチールの骨格は別にある。当然といえば当然。

自分の車のボディー・・・樹脂ですか?

皮肉を込めて・・・これは昨今のプラスチック排除運動に反しないのかなぁ。

ところで、「樹脂」続きの話題。

断熱基準に大きな影響を与えているHEAT20だが、G1、G2基準以外にG3を昨今発表していることはしられている。このG3基準の根拠を知るべく東京の講演会に伺ったことは先日お伝えしたとおり。

G3は今後目指すべき断熱目標とのことで新潟県は5地区なのでUa値が0.23w/m2kになると予想されている。 0.23w/m2kといえば「緑の家」のAグレードと同じになる。とうとう時代が「緑の家」に追いついたといえる。

「緑の家」の全棟超断熱住宅が始まってから11年目となる。現在はAグレードの上のAsグレードがあり、こちらはUa値0.20~0.23w/m2kとなる。G3発表を受けて近いうち、AグレードはAsグレードに統一する予定である。要は樹脂窓性能が一ランク上がることになる。Bグレードも窓のみAsグレードと同じにするかは迷うところである。樹脂窓のみAsにすると1棟で30万以上のアップ。この30万が30年で電気代をペイする金額なのである。さてどうしたものか・・・。

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