ホイールを外してみる・・・

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特殊形状のボルトで固定されたホイール。

先回の理由で・・・ホイールを外して見ることになった。

まずちょっと目立つゴールドのボルトをはずそうと思ってレンチで廻すと、スルッと簡単に回る。

あぁーこれは化粧キャップなのか。

奥の本当のボルトがスチール(色味はSUSにみえる)なのでそれを守るようにゴールドの物はアルミのキャップであった。

ボルトも頭にネジがある特殊形状。

ハイテンションが必要なボルトはジュラルミンでは強度がでないのだろう。でもそのままだと錆びたり褪せたりて悲しくなるのでアルミのカバーとなっていた。

そして問題と思われた不思議なボルト・・・。

突起のかかりしろが2mmくらい。普通の1/6程度で力を伝達できるか?なめないのか?

譲り受けた車検証と一緒にこんなキーソケットが2ヶついており、これをレンチソケットにするようだ。

しかし引っかかりがわずか(2mm)でなめてしまいそう。

このソケットを常時「風」に携帯させないと万一の時にタイヤが外せない。よって1個を車内で載せておく。

そこでなめないように押し込みながらレンチを廻すと・・・

所定トルク(106N・m)でしっかり固定されボルトを緩めることが出来た。確かにこのキー部分は浸炭焼き入れされたような鋼材だから変形や欠けたりすることはないのだろう。

無事ホイールが外すことができた。すると強化スプリングに換装されたフロント部分がよく見えるようになる。

スタビライザーのロッドもよく見える。ロッドには引っ張り力しかかからないくらいの細いもの。

又ここで不思議なパーツがある。上の写真のピンク矢印はボルトを示しているが、このボルトはナックルアームとショックを緊結している2本ボルトの一つであるが、白い矢印のボルトがピンク色と色も形も違う。

下は純正のボルトの時でであり上下とも同じ形状。

純正時のフロントサスペンション。

そして下の写真はドライブシャフトのリンク部分を保護するゴムのブーツ。

このパーツが無理をした強化コイルの場合直ぐに摩耗で切れるらしい。みるとまだまだ綺麗で安心。

無事にタイヤを外すことができてよかった。しかも社外ホイール+ポテンザの重さも少し軽いようだ。純正はアルミ鋳物であるがこちらはアルミ鍛造で薄く出来ているため、タイヤが多少重くなっても差し引きマイナスになり、結果ばね下荷重が抑えられる。これはハンドリングにも影響するといわれるが真偽は程はわからない。ただ言えることはどのパーツでも同じ強度なら軽くなることの方がメリットが大きい。

RAYSのグラムライトというアルミ鍛造ホイール17インチ8 1/2J。渋い黒色で純正青より地味。

「風」乗りで五年目になるが、仕事用移動車としてはこのコンパクトな大きさ、レベル、脚立が積めるトランクルーム、10km/Lの燃費、運転が面白い等、今の私にはふさわしい車であることを再認識している。

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コメント

  1. Asama より:

    KS様
     
     コメントありがとうございます。

    ご心配頂き感謝いたします。ウマは使っておりません。タイヤ交換ぐらいなので・・・。

    今後検討しようと思います。

  2. KS より:

    いつも楽しく読ませていただいています。

    安全のためにウマを使ってほしいです。
    もし写真に写っていないところで使っているようでしたらすみません。