笹越橋の家 上棟中

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笹越橋の家の建て主さんからお祝いを頂いた。三条の酒造メーカーで福顔酒造さんのセット。アルコール度は19度有りロックで飲むことも出来る酒。初めての味との期待感で楽しみである。

台風19号により新潟県の予想瞬間最大風速は40m/sとのことでここ数年間の強さ。上棟現場は作業の進行より現場の安全性を優先して、養生や固定する事が最優先となっているため、昨日は通気胴縁を施工するまでに至らなかった。来週早々屋根通気胴縁の施工が行われる予定。

バルコニーだから可能な2mの跳ね出し。これで耐震等級3を確保する。

ところで例の跳ね出しバルコニー・・・
メインの梁は下のように巨大な木の塊となっている。

ここまで拘るのはやはり近隣との距離感を目隠しで確保することにある。

黒く覆ったところがバルコニー手すり部分。近隣の窓がすっぽり納まる。

バルコニー手すりが出来ると近隣の窓がきっちり隠れる。こちらから見えないと言うことは近隣からも見られないとのこと。つまり互いの視覚的プライバシーが確保され、住宅密集地なのに一定の距離感が生まれる。

遠く離れたマンションは無理であるが、近隣の通常の2階建ての窓は見えなくなる。屋根も持送りで跳ね出して軒の出を多く確保する。耐震等級3、耐雪1mで大凡1.1mの出となる。

この計画により日中でもレースのカーテンなしにくっきりした青空と雲が眺められるはず。

これも「緑の家」が基礎が高いことで2階の床位置が一般的な木造住宅より800mm以上高くなることが可能にしている。

逆に道路斜線や北側斜線が厳しくなるのでミリ単位の計画で配置や高さ、屋根形状を決める必要はある。

外は台風による風が強くなってきている。既に事務所、「て・こあ」、自宅の戸締まりを終了した。悪きことがないよう願っている。

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