笹越橋の家 完成気密測定

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ここがホントに2階なの?という感じの幅5mある大開口掃き出し窓。

新潟市中央区で建築中の笹越橋の家がほぼ出来上がったので完成気密測定が行われた。

バルコニーへの障子をあけ、奥の続き間の障子を閉めた時の空間表情。

まずは家族の間の建て主さんの拘りをこの写真でどうぞ・・・。

幅5mの大開口部とつながる空中バルコニー。障子を閉めれば和っぽい空間になるが、あけ放つと家族の間の広がりが倍にも見える。当然障子を開けてもプライバシーも確保しているところがミソである。

続き間の障子戸を開け、バルコニー側の障子を閉めた時の空間表情。

中央の大きなテーブルは「緑の家」定番の米ヒバ無垢材。いつ見ても端麗な肌触りでその美しさには惚れぼれする。

テーブルの代表樹種の楢ではまずできない柾目の木使いが針葉樹の持ち味。この正理直通の目の詰まったヒバ材でつくる大きなテーブル。

テーブルの裏側にある吸いつき残の代わりになるそり止めと一本足の存在感と潔さ。

ヒバの暴れを抑える桟を使いマガジンラックを中央に設置。

そして自慢の空中に突き出たバルコニー・・・。壁をちょっとだけ高くして緑の家の高い基礎高を活かすと、周囲の家の窓が見えない・・・つまりプライベートアウトドア空間が出来上がる。

上の机とデザイン性が同じようなバルコニーを支える梁。数年でグレーになることを見越して無塗装のままのむき出し。一方写真のとおり近隣家の屋根しか見えないところがポイント。

お隣さんのプライバシーと自分のプライバシーの両方を守るバルコニー。

高価な土地だから空間を重ねて造ることで、35坪というコンパクト敷地でもプライベートアウトドア空間を作ることできる。

カーポートの屋根に重ねてバルコニーを空中に2mはね出すことで、土地の有効利用をはかる。

ん、完成気密測定はどうなったのか?

・・・先日行われた中間気密測定と変わらずC値は0.3cm2/m2と超高気密であった。

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