笹越橋の家 完成4

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アプローチの上がり段も出来上がり完成。撮影前は強い雨だったがこの写真からわかるとおり極端に低い屋根高により雨がかりが抑えられる。
笹越橋の家 基本性能(高耐震性、超高断熱高気密)
耐震等級3、設計積雪量1m、UA値0.28w/m2K、完成気密性能C値0.3cm2/m2。

完成4は細かいところのあれこれ。

建て主さん曰く・・・「雨に濡れずに車から玄関に入られた」そのアプローチは道路ギリギリのこれしかないという寸法である。
バルコニー上から真下を見た。カーポート屋根に被さっているのがわかる。矢印はバルコニーの非常用ドレンの出口。
ウッド床を一部簡単に取り外しでき、枯れ葉等の撤去を行う事が出来る。矢印のところに非常用ドレンがある。

見学会の時に2m跳ねだしたバルコニーの非常用ドレインの場所訪ねられたのであるが、暗くて少しわかり難かったので改めて写真でお伝えする。

現在では瑕疵担保法で定められているのでほとんどのバルコニーで設置されている。凍結する地域は工夫が必要である。

玄関ホールを真上から見下げるとこんな感じである。面白い形のホールは土足でも床下へ入る事が可能な形状。
玄関に入ると床下へ直接入れるようになっている。
2階床下エアコン暖房の空気の吹き上がる写真

2階床下暖房の供給元は1階の廊下に設置された洗面台下のエアコンである。

「緑の家」らしい場所。右階段は玄関へ、左の階段は2階へとまるで3階建てのようになる。

最後に2階の床下暖房を行っていないときの2階の温度分布の熱画像をどうぞ・・・。外気温は4度と霰が時折たたきつける朝の様子↓。

色でみるととても温度差があるように見えるが、 一番温度の低い 部分がエクセルシャノンの開き戸サッシ枠。しかしこのサッシはメーカーの最高断熱性能UF-Lのサッシ枠であり21.4度であれば立派である。床と天井がほぼ同じ温度の23度とわずか0.2度の差となり、性能の高さを改めて感じる。

2階への床下エアコンを暖房を使わなくとも、2階に設置されたエアコンとサッシも含めた超高断熱性能で床と天井の温度差はほぼ無い。しかしこの写真・・・とてもびっくりするような事がさらりと写されている。少し怖い・・・。

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