蓄熱式の床下エアコン暖房の実例

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みずき野の家は立地条件に大変恵まれている。白鳥や雪の夕暮れを堪能出来る窓。

みずき野の家は・・・

蓄熱式の床下エアコン暖房にしてから既に3回目の冬。使いた方は基本的に23時に床下エアコンONで朝7時にOFF。つまり8時間だけつける。但し外が寒い時は夕方もしくは午後から点け始める事もある。

まず床下の熱画像(サーモグラフィー)をご覧頂ければ・・・。

この時は10時なので床下エアコンはOFF。この熱画像(サーモグラフィー)カメラは床下で使用すると、温度が2~3度高めになるのでそれを考慮するとスラブ中央で27~28度と蓄熱となっている。しかし暖房機がONになっていないこの寒い時期なのに中央部は28度と凄い。

続いて床下エアコンの温風が直接あたる基礎立ち上がりの熱画像であるが、こちらは32度と更に高い温度。無論エアコンをOFFしてから既に3時間。水の配管が一番冷たい・・・。

床下に設置してある温度計は27度でRH(相対湿度)30%。これは22度に直すとRH(相対湿度)40%とベストな値。蓄熱アップのペットボトル水はまだ少なめで10数本だったかな。

こんな大きな窓から最高の雪景色・・・。

キッチン天板上の温湿度は流しの水の影響受けて湿度はちょっと高めの29度のRH(相対湿度)30%。29度表示なのは、この日は晴天で上の大きな窓から強い日差しでオーバーヒートをおこしている為。窓も時折開けていたのだが、真南でこれだけ大きい窓をカーテン無しで過ごすとこの時期(2月中旬)ではこんなもの。エアコンが止まってから4時間経過でこの温度は、最近の灯油や電気料金が高いこの時期には一番嬉しいこと・・・である。

しかしホント電気も高いしガソリンも高い。このエネルギー価格高騰は9年前に予測していたことである。だからUA値が0.29w/m2K以下の超高断熱住宅が必要なのである。

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