節水型トイレと車の未来

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木曽川を通過中の電車内から。

2013年に書いたこのブログ
巷では超節水型のトイレが多くなっているが、実はその問題点もある。

先日、名古屋へあるアドバイスを求められたためその現地に伺ってきた。内容はご自宅以外の建物で排水が滞る事が頻繁に起きているとのこと。この建物は専用住宅と違い様々な方が使用するトイレのため、滞る原因は一つではないが、排水に使う水の量が少し足りないこともあるらしい・・・とのこと。確かに浄化槽までの排水管の距離が30mを超える時に、排水に使う水量が6L弱程度では、支障も出ることはあるだろう。

また、その建物では空調もあまり想定どおりいかなかったり、温度ムラが出来たりするので改善案を助言してほしいとのこと。

近年高断熱化された建築空調設計で難しいのは「冷房時」である事は常に申し上げているが、やはり冷房時のことのご相談。様々な機器が設置されるので、その機器からの放熱量は大きく、特に太平洋側気候の冬期では冬に冷房も求められるくらいである。設置機器発熱量が大きい場合はゾーンごとに空調する事が基本となる。CF(循環ファン)でも可能な場合があるが、一般的な風量では総発熱量300W程度が限界となる。

ところで・・・その帰りに車で駅まで送って頂いたのだが、その車が先日話題にしたあの

「テスラ」

であった。しかもリアドアがファルコンウイング(ガルウイング)と呼ばれるモデルXである。

EVらしく空気取り入れ口がないフロントとなる。スターウォーズの白い仮面のように見える。

モデルXはSUVとなるがテスラ車の中でも最もラグジュアリーでもある。

動画などでわかっていたが、室内のスイッチ類はこのモニター内がほとんどあり、音声で指令することには未来を感じる。

19インチモニター並みの大きさ。将来の車はほとんどこうなるのだろうか?

リアビューも地図と同時に写る。地図がグーグルマップのようである。

当然助手席に乗せて頂いたが、助手席も自動ドア。リアのスライドドアは自動が多いがこれは自動で開いてもドアがぶつかることが無いため。しかし助手席のドアは通常どおり開きドア。障害物があればぶつかるが、そこは全身センサーだらけのテスラ。全く問題ないのだろう。

このモデルXは100km/hまでわずか2.9秒とスーパーカー並み・・・いやそれ以上であるので、オーナー曰く恐ろしいほど速いとのこと。しかし低速も全く一般的な応答性・・・。流石モーターであり、世界で一番売れるEV車である。

室内は高価な車であるため豪華であるが白一色のレザーだから落ち着く。

驚いたのは給油口にあたる差し込み口がどこにあるかわからない事。ありがちなエンブレムなどでは無く下の写真の小さな一カ所。

一見普通に見えるサイドテールの反射部品であるが、

このわからないようにしてあるのが良い。

この矢印の小さな反射レンズが差し込む口を近づけると勝手にあくらしい。
走るロボットのような車である。

ブログに書くなど興味を持つと直ぐに出会えるこの幸運。ついている人生である。

フロントガラスは頭上まで伸びており、その開放感はオープンカー並み。

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