何故高基礎なのか?その1

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住宅の防腐防蟻の基本は・・・・目視点検によるメンテナンスである。

何故か?

白アリはホウ酸で対処しても木が腐る事は防げない。例えば床下の配管の脱落やズレが生じ排水が床下内に停滞した場合、木は腐りやすくなる。雨漏りでも同様である。近年基礎断熱工法が増えていいるが、床下内の結露がまれに起こっている建物も同様である。事実中越地震の被災地に建っていた「緑の家」のある一棟は、配管がズレて排水が垂れていた。

排水管が詰まることで床下内に漏れ出て水浸しになったある「緑の家」の床下内 2001年築

これらを早期に発見できる簡単な方法はやはり目視である。最近はセンサー類が安価になり、床下に湿度センサーを設置し、スマホと連動すれば目視の代わりとなるが、やはりメンテナンスの王道は目視である。その点「緑の家」は床下を収納としての用途も兼ね備えるので、物入れと同じ感覚で使うことで頻繁に床下へ入るのである。

床下内を収納としている「緑の家」。入居後最も喜ばれるポイントとなる。

半永久な防腐防蟻より「緑の家」にご入居されてから一番喜ばれるのは・・・

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