三条市では今期最高の35度を午後4時頃に記録した。もう忘れかけた久し振りの暑さに体がついていかない。
事務所のエアコンだが・・・冬期は蓄熱として使っていることは以前ご紹介したが、今日は暑くなる事は予報で知っていたので早朝から蓄冷を行い対処した。
事務所の電気契約により朝8時までは11円/kwと一般料金単価の42%で利用できるので、一台は設定温度22度のマックス運転で冷やす。
8時になると電気料金は26円/kwになるので一台のエアコン設定温度を25度にあげて少し緩やかにする。その時の温湿度24度でRH53%とひんやりと乾いた空気で仕事を始める。
10時には42円/kwまで高くなるので11円/kwになる午後10時までメインエアコンをOFF。
大開口部に外部ブラインドのある事務所だから晴天でも室温上昇は緩やか。残り2台の6帖用エアコンで27度をRH(相対湿度)50~55%を維持する。
このようにすると電気のピークタイム削減に貢献できるし、経済的にも恩恵がある。もし東北電力管轄ならこのような電気契約も使ってみると良いだろう。
話は変わるが、「緑の家」のバックアップ用簡易エアコンのことである。この移動型エアコンが他のスポットエアコン(産業用を含む)と決定的に違うのは、給排気別々にダクトがついていることだ。通常排気ダクトはあるが、室外機の給気(圧縮熱の拡散側)は室内の空気が使われてしまい、そのまま外気放出すると空調された空気まで廃棄することになる。つまり換気量が増えてしまい実際の冷房効率がおちる。これは性能評価されず当然カタログ表記されないのでほとんど気にしていないだろうが、とても大きなロスである。この辺りを次回ブログで説明したいと思う。しかし給気ダクトを計画したトヨトミさんの起案・技術者さんには拍手を送りたい。