金塚の家 内装と外装

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
右手の雪山は3mくらいである。

昨日金塚の家の工事監理に行ってきた。目の前には巨大な雪壁。金塚の家は旧加治川村であり、設計積雪量は1.3mと決められているが、今回は1mを超える雪が降ったとされる。

道路からは雪の壁があり1階が見えない。

そんな中、外壁の足場は外壁仕上げ材がまだ貼られていないので外せないが内装は順調に進んでおり、ほぼ下地は終了した。

窓取付け高さももっと高くしたいが高すぎると簾が取付けにくく、手が届くこのくらいがベストである。

何時ものようにコーナーサッシがこの敷地環境で一番良い方向の外部を切り取り、明るさをもたらす。こんな寒い時にでも大工さんはコーナーサッシの窓を開け換気をしているようだ。

上方のみ開放し換気ができるドレーキップは10年間の定番。

上の写真でもドレーキップの良さがよくわかる。雨のしっぱが窓を開けていても全く内部へ入らない。

ドレーキップ窓をBグレードの標準としてからそろそろ10年は経過するが、やはりこの窓で正解である。メンテナンスはしやすい、換気は自由自在(夏期の換気は薦めない)、簾が内部からかけられる、気密性が20年経ても落ち難い(引き違いは20年目からがくっと落ちやすい)。

外壁仕上げの下地も終わり後は木を貼るだけ。

外部は仕上げの杉を貼る準備が整った。杉は内部の暖かい部屋でカットされ、順次貼り上げられていく。

外壁に使う杉の板が、内部で出番を待っている。

外壁がガルバニュームや窯業系サイディングなら室内加工は難しいが、杉なら問題なく加工できるからやはり無塗装の木は凄い。

先端の雪止めでしっかり雪が止っている。

屋根には80cmくらいの重い雪が積もっていいるが、今の積雪なら全く心配ない(設計積雪量1300mm)。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする


コメント

  1. Asama より:

    chams様
     コメントありがとうございます。
    YKKの330との価格差はシャノン同程度シリーズの性能ならありませんが、YKKにも430シリーズで2アクションという名でドレーキップがあります。但し、窓用しかなく出入りできる高さのサッシはありません。

    https://www.ykkap.co.jp/apw/apw430/variation/twoaction.html

    430の価格は工務店(建材店)の思惑で故意に高く設定される事が多いです。

  2. chams より:

    初めまして。いつもブログを拝見して勉強させていただいております。関西6地域で現在新築プラン中です。
    ドレーキップまど、魅力的です。
    ykkap 330と比較するとどのくらい価格差があるものでしょうか?
    また、リビング掃き出し窓に採用すると出入りなど、使い勝手はあまりよろしくないでしょうか?質問ばかりすみません、教えていただけますと幸いです。