刈羽村の井岡で計画中の家の模型が完成した。俯瞰でみるとシンプルな無理のない配置計画であることがわかる。最近はドローンがあるので建築後もこのアングルで現実的に見ることが可能だから技術の進歩はありがたい。
断熱性の指標であるUA値は予定で0.29w/m2k以下だが、Aグレードにする可能性もあるため0.22w/m2k以下になることも予想される。
このような模型をみるときには、実際みることのできないアングルである俯瞰で紹介することはあまりよろしくないと申し上げている。が・・・こちらの建物はこの角度から見ることが可能な環境であるためあえてこの写真を撮影した。
敷地前がこのような丘になっているのである。
通常の模型のみかたは下写真のように人の目線でみることが現実的な建物となる。
「緑の家」定番のコーナーサッシ。最近は連続採用でその数20棟近くにもなる。
建物南と東はうえのとおり常時視線がない丘であるためその方向に何時ものコーナーサッシを大きく設けた。コーナーサッシの全幅は5.46mで高さは4mにもなる。
人型と比べるとサッシの大きさがわかる。これで耐雪1.7m、耐震等級3を取得する。
そのコーナーサッシの隣からウッドデッキ階段を設けて勝手口としている。
2階の俯瞰。光の吹き抜けに面して寝室設ける。
1階の俯瞰。家族の間にあふれんばかりの光を落とすコーナーサッシ。
いつもどおり1階の家族の間を無柱空間としつつ耐震等級3を耐雪1.7mで確保するのは結構大変で桁上合板を必要することになった。