住宅価格(資材)が12月から更に上昇

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流通業界の人、工務店の人にお目にかかると口々に材料価格の高騰が止まらないとのこと。建築材料として最も一般的な合板の価格が11月まではこの夏の価格より1.4倍程度だったのが、12月から更に上がって1.6倍、また最も多く使うプラスターボードも1.4倍と異常な値上がりとなっている。この10月に「緑の家」の目安の価格をHPで改定しているが、そこから更に値上がりとなる。特に・・・

構造用の材料は、集成材を中心に2.5倍まで上がっており、2ヶ月前の10月のころの価格より更に1.5倍となっている。

この価格が来年また上がるのか、それとも下がるのかは検討もつかないが、この10月以降の価格だけでも全体価格の5~10%は上がっている手応えすらある。よって今、家を造る計画中の方はコストには余裕を持って組んで頂きたいと思う。2ヶ月で1.5倍にもなる構造材・・・今はお寿司屋さんの時価ネタと同じと考えてよいと思う。家計画中の皆様には、大変申し訳ないが国内全てで値上がっているのでご理解を願いたい。

そしてもっと驚くことは、大手の工務店さんを中心に価格が上がっても着工数が落ちないで推移しているとのこと。一度計画した家造りを、時流にのってそのまま成就させる凄い建て主さんの底力であると感じる。

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