車庫上棟と完成まで45日

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
右手に見える母屋棟と同じ屋根に見えるように車庫棟の屋根を設計。連続しているように見える。

母屋先行で建築していた今朝白町の家であるが、5月中旬の完成決定で車庫棟の上棟を先日行なった。完成見学会は5月21日、22日に決定したので、後日このブログ内にてご案内する。今回は16年ぶりの町中光庭(センターコート)の「緑の家」となるのでご期待頂きたい。

今朝白町の家は、耐雪2.5mで耐震等級3というとても強固な建物となっている。もし耐震等級3以上の上位等級が出来れば、耐雪1mでは等級5にもなるかもしれない程。

無理に母屋と車庫をくっつけないで分離したままとしているが、正面から一つの建物に見える。

先日上棟した車庫棟は上の模型で左部分であり、こちらは耐雪2.5mで耐震等級3となりその強固さは母屋棟と変わりない。しかし基礎構造が違うため、構造分離として2つの建物にわけている。このような場合、以前はほぼ両方を接しさせ一体化のような雰囲気で建築したのだが、今回は明確に分けている。理由は分けて正面からみても一つの建物に見えるから、無理にくっつける必要が無かったのである。以前の2棟は正面から見えるので一体のような意匠性を重視した。

車庫正面は壁がほとんどなく、大きな開口部があるだけのシャッター無しの車庫。

上の写真は北側外壁で、木は貼り上がり木造の雰囲気をそのまま表すが窓がほぼない。また南側も実は一階には窓がほぼない。「南側なのに窓がない?」と思うだろう。階段の中間に小さな窓があるが、部屋ではないので一個もなく上の模型が南側なので見て頂ければわかるとおり。しかし内部は光庭があるおかげで意外と明るい。

新コーナーサッシの入り隅バージョンで光庭を囲むように窓を設けるため梁部分でさえガラス窓となる。

ところで、完成の日まで残り一ヶ月半・・・この状態で間に合うのだろうか。大工さんは6~8人も入っているが心配している。普通なら今後15日で大工工事が終わらなければならないところ、中間気密測定が一週間後となっているからだ。しかも初めての気密測定というおまけ付である。もし気密測定で規定値の0.6cm2/m2以下がでなかったら手直しがある事を踏まえて工程に余裕がほしい。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする