間に合うのか・・・との心配で現地へ

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ようやく光庭がはっきりとわかるようになった現場。新緑が白バックに映える。

完成まであと7日と迫っているにも関わらず、現場はまだこんな状態で十数人の職人さんで混み合う。ここで大きな間違いがあると後戻り出来ないので現地に担当のMが伺った。

壁一面窓の光庭に面する方向。内外共に壁が白くこれが明るさを広げる。

写真が示すとおりまさしく光庭となる。新コーナーサッシを入り隅に置き換えて造った3層のガラス窓は、構造梁の位置に左右されないのでキッチリと光の塔の状態で予想通りとなる。

明暗がはっきりと分かれるこの感じが好きである。

これが間口8mの奥行き33mの家で混みいった長屋の内部であることは驚きであろう。

この光庭に接するように設けられたバーカウンターもほぼ出来ており、特注の極小シンクは、ワインやシャンパンのクーラーとなる。どうも高い位置より低い位置で瓶を置きたいし、特にシャンパンは冷え冷えが好きなのでこのようなシンクでキッチリ冷やしたいと思ってご提案している。当然使わないときは水栓があるので軽くグラスを洗うことも可能。

シンクテーブルに納まる超小型シンク。拘りは木面との面一になる納まりとステンレス部分で置く場所を計画し、結露した瓶、濡れているグラスをそのまま休ませることができる。
奥の玄関に誘い込まれるように敷かれるPC板と光穴からの明るさがまだ無い状態。

玄関へのアプローチは車庫の中を通っていくので雨雪が当たらず、しかも解放されているので町屋の玄関アプローチとしては使い勝手が良く、定番になるかもしれない。このため車庫っぽさを無くしたいのでこちらも白壁としている。完成が楽しみである・・・が、それは間に合ってからの事である。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする