コンクリート打ち込み前チェック 2回目

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奥に一台、手前に一台と同じポンプ車が来ている。

「緑の家」の基礎は、通常基礎コンクリートは一発打ち込みのため、2度打ち込み前チェックすることは大変稀である。更に今朝白町の家ではポンプ車が2台で行なうがこれも稀なこと。

雨も降ったので、一応養生がある立ち上がり天端。

以前、上山の家でポンプ車2台、ミキサー車同時2台という一戸建て住宅では珍しい基礎打ち込みもあった。今回は敷地の形状と道幅からポンプ車2台が効率の点で計画された。

修繕前のアンカーボルトの位置。ピンク矢印部分が不適。

最終チェックではM16アンカーボルト30本以上のうち3本でかぶり不良があり打ち込み前に修繕した。M16は特に重要な部品なので何度も確認する。

修繕後のアンカーボルトの位置。

このようなミスは手分け作業をすると発生する可能性が高くそれを各チェックで修正する事になる。

ところで・・・

今回夜間に雨が降っていたので止水板の防水性は視認できた。

止水板を挟んで右側の溜まっている水が左側にもれない(スラブ面はほぼ同一高さ)。

また2度打ちの場合の必須である、打ち継ぎ部分の表面膜の除去作業も数日前に行なっている。

コンクリートが柔らかいうちに目あらしすると効果的。

そして今日午後から気温は下がらず再び雨が続き、放射冷却による氷点下もなくコンクリートの自然養生には良い時期である。

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