光となる・・・

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17歳のアポロ。お気に入りのハウスでまどろむ。

先週・・・魂の乗り物を脱ぎ去ったアポロが光となって空に混じるように消えた。

2011年の3月に5歳で家の家族になったアポロ。ブリーダーの家から保護犬になったこの子にあったのは、岐阜県の預かりさんの家だった。車で初めて迎えに行ったときで、家の外まででてしっぽを振りながら「ワン、ワン」と柵越しに吠えていたのが昨日のようだ。いつも一緒にいたのは連れ合いだが、それでも私が家にかえると匂いを察知して寝ていても出迎えにわざわざ来る・・・。そしていつも控えめに様子を伺いながら鼻をつんと当てる仕草が忘れられない。

17歳と3ヶ月半、先代のBancoのように19歳まで届かなかったが、その死に様は一昨年見送った亡母のように、最後までトイレに立って自力で行く事が象徴的であった。水もやめた最後の5日間はそれもかなわなくなるほど力が出なくなってしまったが、このような姿を見せられると、生きることとはいかに死にきることかと気づかされる。ありがとうアポロ。

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コメント

  1. Asama より:

    たくさんのお言葉、お心遣い、励ましを頂き、この場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございます。