三条祭りで・・・

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昨今地方都市でこれだけの巾広い年齢の子供から大人が入り混じる光景は祭り以外ほぼない。

5月15日は三条祭り。八幡様の中心ににぎわう恒例の行事。COVID19も完全に忘れ去られ5年前に戻っていた・・・と思ったが「てきや」さんの数がやはり元に戻ることはなかった。

行列をまつ人たち。ここは車を数時間通行止めにする。

事務所の氏神様となる八幡様のお祭りだから参拝だけは必ず行く。今年はお昼ごろに出向いたため、大名行列の出発と重なり時間をつぶすことをかねてポッポ焼きを買い道端で食す。15分くらいだろうか・・・食べてる最中に逆に完全に境内に帰れなくなったので迂回をした。

アルコール臭でまとわれた神輿の列。鳳凰の首がないのは例年の舞い込みで壊れたのかな。最初からないのか、見えないだけか→小さく作ってあることが他の写真でわかった。

その迂回した道でこれから本道へ移動する行列を間近に見ることになり、それはそれでとても良い体験だった。

太鼓列の賑わいは特別な雰囲気。若い参加者も多い。

生の笛や太鼓は今では祭りにしか聞くことのできない日本の音である。普段はまったっく違う職種の人が奏でる太鼓や笛は、演奏者本人がすでに赤い顔をしているためか、いわゆる「上手」ではないが、それが逆に祭りの賑わいとなり心をほぐす。

通行止めにしていない旧289号線を一時的に片側通行として堂々と行列は行く。

世界には様々な信仰があるとおもうが、日本ほどおおらかな信仰は少ないだろうと思わせるこの行列。厳しい戒律もなくほぼ何でもあり※・・・。見守る人も様々な信仰を持つと思うが大多数が祭りを愛する。このような平和な時間が長く続きますようにと心から願う。
※今年から大名行列のお囃子方に女性が参加できるようになったとのこと。これも時代なのだろうか。

お囃子方に違和感があったがそれがこの衣装の人たちだったことが後で分かった。人手不足を反映しているのかと思う。

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