温熱環境測り隊 報告 冬編 2

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今日はおおくの古い予期せぬ友人と新幹線で会いました。

20年ぶりに出会った人や数年ぶりにあった人、こんな東京行きは珍しいです。今日は良いことが起きそうな気配・・・。

また珍しくこの時間帯の新幹線では満員・・・。こんなこともあるのですね。

急きょ一緒にいける時間が取れ、今日の報告会はスタッフMと一緒ですが、席は別々なので新幹線内でブログを打ちます。

上越新幹線はトンネル内でネットから遮断されるので、いつも読む時間のない査読論文集をこの時ばかりはと・・・読みます。

するとこの報告会にふさわしい論文を見つけました。

床下空間を冷暖房空間として積極的に使う団体としてもっとも有名な「YUKAKO」システム研究チームの論文です。この論文は建研の坂本先生も共同執筆者なのでその内容は信頼が高い論文です。

その実測結果によると、1階床下エアコン稼働中の冬季の床下から床材を通して一階に伝わる熱流量は概ね3w/m2となっており、私が測定した熱流量とほぼ合致します。つまり床面が60m2なら100~300w/m2くらいが伝熱によって上階に伝わるといえ、先日の熱流実測は間違っていなかったと考えられます。しかし一方で輻射の影響を考慮していないので、床をとおして移動する熱は恩師の助言通り、自分でもう一度実測することが重要と思われます。

ところで、今の季節は新潟では最高の縁です。  ・・・とここまで新幹線の車内からです。

再び帰りの車内です。

明日からちょうど五月祭との事で報告会場から17時に追いさされてしまいしましたので、隊による廊下での場外で議論大会が行われました。なんかすごいノリの皆さんです。

さてキャンパス内での学生の準備はあわただしく、まれにみる光景にビックリしております。その写真をアップしたいのですが写真はすべてスタッフMに撮ってもらっているので残念ながらここではアップできません。

報告会内容ですが、

途中で前先生の解説もありそれがとてもストンと心に響きます。

環境学で温熱が人体に与える影響は50年ほどストップしており、ある意味改革が必要だとおしゃっていたような・・・。まさしく御意!

本質的に何かを探求しようという意欲がない学問では発展がありません。

ここで一息・・・

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