超高断熱 五日町の家の仕上げ作業

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窓下半分は結露では無く養生ビニール。でも車とかを遮ってくれてこれはこれで良い。

昨日の晴天・・・家族の間から見た八海山・・・。

塗装工事も終わり玄関から続く「通り土間」の仕上げ工事に取りかかっているのでその下地最終チェックに当スタッフMが伺った。

積雪2mほどの南魚沼市では、人家が少ないこのような道路までしっかり除雪されており、アスファルトが顔を出している。日差しはもう春、暦では今日は節分であるから明日から春!

五日町の家は平屋で薪ストーブを採用した床下エアコン暖房の家。

薪ストーブは建て主さんの拘り・・・。毎日とは言わないが、出来るだけ利用したいと伺っているので、薪の運搬も考えて、玄関から一番奥まで通り土間とした。

一般的な通り土間は、木の床より15~30cmくらい下がっている事がおおいのであるが、コンパクトに徹してプランしたため、この通り土間も普段の裸足空間として利用するため床とフラット。つまり・・・玄関を含め全てフラットである。

当初この通り土間は一般的な自然石タイルにしようかと思ったのだが、建て主さんから

「モルタルにしてください」

との嬉しいご要望。私はモルタルという素材が大好き。欠点はヒビがどうしても避けられないことであるが、それを差し引いても職人さんが撫でたその表情が大好きなのである。またその経年変化も好きなため、「緑の家」の玄関はモルタル仕上げが80%をしめる。

一番奥が玄関戸。そこからのびる通り土間。

通り土間には大きな3連の窓が設置され、「緑の家」の標準仕様である杉材の窓枠がアクセントを与える。最近は断熱材によって厚くなった壁のコスト削減でこの木枠設けない家も多くなったが、私は木枠が昔の柱の代わりに木造を感じさせる大事なパーツと思っているので、標準では必ず設けている。但し今回は1箇所だけ木枠のないサッシがあり、それは見学会の時に確かめて頂ければ理由がわかるとおもう。

その見学会は3月上旬頃を予定しており、もう少しでご案内できると思う。冬期の床下暖房の体感が出来る今期最後の見学会であり、豪雪地での床下暖房と大自然の中の風景を体感してほしい。

モルタル下地はまず合板28mmとして、その下は何時も通り収納になる。合板の上はひび割れ防止のラスを丁寧にいれ、モルタルを金鏝で押しつけ仕上げとする。

またお風呂も現場製作である。

何時もの仕様で、合板の上にFRP防水をしてタイル床とする。浴槽は当初海外製だったが、コスト削減の為国産のオーソドックスな浴槽を建て主さんがチョイス。

五日町の家のお風呂。現在設備取付け待ち。

腰壁まではタイル仕上げとして水がかりが少ないところはヒノキの縁甲板。

床下暖房と「緑の家」オリジナル設備のCF(循環ファン)の組み合わせは、乾燥が早いので木の壁が一番似合う・・・かも。

こちらは高崎の家の現場製作のお風呂。1年半ほどだが新築当時のまま。一切のシミもない。

豪雪地では単純な形状ほど良い。窓は高さを2.2mに全て揃えている。何時もの「緑の家」と違いサッシはYKKでAPW430のペアガラスのアルゴンLOW-Eでグレー系のフレーム色。

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コメント

  1. 山崎 より:

    Asama様、お返事頂きありがとうございます。

    予約と駐車場の件、了解致しました。

    五日町の近場に住んでおりますので、
    多少雪があっても少し歩いて行くこともできると思います。

    また見学会の日程等決まりましたら、ブログで告知頂けるとありがたいです。
    よろしくお願い致します。

  2. 山崎 より:

    Asama様、いつもブログ拝見しております。山崎と申します。

    五日町の家の見学会、とても興味があります。

    自分自身、現在新築中なのですが、
    見学会に行かせて頂いてもよろしいでしょうか?

    • Asama より:

      山崎様

      コメントありがとうございます。またわざわざ足を運んで頂けるとの事・・・ありがとうございます。
      ご予約頂ければ特にお断りする事はありません。ただ、雪などで駐車スペースが限られる時にはこちらから時間変更のご相談する場合があります。宜しくお願いいたします。