山形県上山市の上山の家
工事監理と打ち合わせ その①

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写真は「風」を帰路で屋根をオープンにしてそこからカメラを出して撮った。遠くに見える、トラスの中で一番好きな「ワーレントラス」。景観にインパクトを与えつつ溶け込みこんなシンプルで長持ちする(メンテナンスが明瞭)ような家の設計が目標。

昨日は山形県上山市(殆ど山形市)に建築中の「上山の家」へ打ち合わせと工事監理に伺った。6時30分に出発した頃は小雨が降っていたが、山形県に入ったころから晴れて大変気持ちの良いドライブ(工事監理)になった。

新潟県三条市から山形県上山市まで距離は200kmと短いが時間は3時間半くらいかかる。下道半分、高速半分の丁度いい配分。

冒頭の写真のとおり小国町と関川村の境の山越えが良い感じである。

しかし・・・小国町超えた辺りで

「緊急速報」のアラームと共に、スマホの画面がONになり、

大きな地震でもあったかと、運転に支障のないところでスマホに目を移すと、

何だ訓練か・・・

運転中の緊急速報は特にドキッとするが、このような情報は災害の多い日本では必要である。

主要道路から目立つ位置に上山の家はある。

上山の家に到着するころには気温は少しあがり11度。それでも5月下旬としては寒い。

屋根も完全に葺かれそれらしくなった。雪止め金物が多数あることが多積雪地の証明。

無難な家を目指す「緑の家」の中でも性能とデザインとそして・・・豊かな住まいをテーマにして本格的な土間キッチンを計画した上山の家は特別である。

今回は現地で建て主さんと「中村建築」さん、電気屋さんおよびソーラーパネルの設計施工会社と4者で施工と意識の同調を行うことが一つ目の目的。

ZEH認定を受け、更に蓄電池を設置して災害時に普通の生活ができるように電気の連携の確認。また将来のソーラーパネル増設も考えパワコンの配置も再検討。非常用電源用を示す赤コンセントも確保して・・・これらは建て主さんのお仕事柄必要なことで大災害時にこそ一番必要とされる職業の一つであるから。

最近は一本柱ある内部空間にもこだわる。
この柱の根本の高さが土間キッチンの高さ。そこから上で家族の間レベルとなり、更に高い位置に和室がある。外観は低く見えるが内部は天井高が想像を超える開放感のある土間キッチンらしい高さになる。

和室から土間キッチンを見る。この構造用スラブの上に砂が入れられ更に土間コンクリートが敷かれ土間キッチンとなる。

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