「て・こあ」でのある一日 弐百五拾九  
今年最後の・・・

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7年間タケノコをとり幼木を倒しているので竹林の勢力が弱くなってくている。が、さらに竹林を狭くし山を元の杉と広葉樹に戻したい。

「て・こあ」の裏山の竹林・・・。
まだ私が子供と軽めのキャンプっぽいことをしていた30才後半の頃、自前の里山がほしいと思っていて、里山の競売でもあれば買おうかなと思っていた。

それから10年後、「て・こあ」の管理者から「て・こあ」の建物のメンテナンスを頼まれ、実質その「て・こあ」の裏山も管理することになった。
この裏山の大きさや里との距離がちょうど思い描いていた山と同じで、
「何かを目的意識持つとそのチャンスは来る」
と思っている。

その裏山の竹林で今年最後の収穫を得る。

大きい物はそれを必要とするご近所さんにおわけし、小さいもの10本くらいを釜で煮る。

今週末は仕事のため「て・こあ」には立ち寄れないのできっと今年最後の収穫となろう・・・。

ミョウガに比べれば味は薄いがミョウガの味と歯触りがよい。

ミョウガ竹も同様で、これで今シーズンはおしまい。

来週にはもう大きくなって食べることは難しい・・・。

「て・こあ」裏庭の斜面に生えるミョウガ竹。

ところで・・・こっちは寺泊の自宅での出来事であるが、

庭仕事をしていた連れ合いが突然私の前に何かを差し出した。

ええーー蛇?

撮影後懇ろに弔った。

それは・・・

蛇の亡骸である。

見たことのない模様であるため何蛇かわからなかったが、赤色が強かったのので

「ヤマカガシの幼体では?」

と言ったが調べると

ジムグリという珍しい蛇だった。

無論無毒で穏やかな蛇らしく、ネズミやモグラの子供を捕食する所謂人のためになる蛇である。

頭のVの黒い模様がジムグリの証拠。

何で死んだかわからないが、まだ他にいるかもしれないのでそれに期待する。

自宅はそんな山の中ではないがこのような珍しい蛇も庭にいるという不思議な場所である。

令和元年5月13日の拙宅。青い空の中、幹の色と外壁の色が全く一緒のシルバーグレーで葉の緑とのコントラスト・・・。これが人が見る最も自然な色の組み合わせ。

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