買い物ではほとんどの人が暑くてもマスクをしている8月。都の発表ページにおいて8月に東京都内でCOVID-19で亡くなられた方は合計36人※。一方熱中症で8月に亡くなった方はCOVID-19の約5倍にあたる上の報道のとおり合計で187人。
※このページ発表の合計とした。
熱中症で亡くなられた方で9割がエアコンを使っていなかったとの記事を目にした。3.11から数年間は「こまめに水を飲みましょう」だけが報道され「エアコンON」は「悪」という印象が広がっていたが、最近はすこし改善されて「我慢せずにエアコンをつけましょう」になった。しかし一度すり込まれた印象は大きい。
この我慢とは電気代がかかるので贅沢という印象なのか?それとも最近は全く言われないが真夏のピークカットなのか?日中の電力ピークは主に事業所の冷房使用が原因の一番と知れ渡ったのであの呼びかけはもう無い。
一方近年のエアコンは効率が優れているので、適切に使用すれば8月にエアコンを使って30日間就寝中に10時間使用しても一ヶ月2千円ですむ。日中も日射遮蔽を外部できっちり行えば6帖を冷やすのに8時間で2千円/ 月。これで合計18時間使用して4千円/月。もう6時間つけたとして2千円/月で、24時間で合計6千円/月である。24時間つけっぱなしで6000円/月なら薬代と思って一部屋はエアコンを24時間つけてほしいと願う。この時に重要な事は「外部で」日射遮蔽することだけで良い。身近なご高齢者に伝えてほしい。また死亡者数だけを比較したとき都では休業補償と同様になにかする必要があるのか・・・とふと思う。