千葉県船橋坪井町の家 完成チェック

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深い軒と窓上の庇のある家は最近は大変少ない。また基礎は高いが階段が外観から消えているので圧迫感は少ない独特の外観が「緑の家」である。アプローチの丸砂利は地域柄何時もの茶色が選べずグレー系となる。シンボルツリーはオリーブの樹で建て主さんが設置。

昨日船橋市に建築中の「緑の家」の完成チェックと同時に「緑の家」で住まい方について建て主さんに説明を行う。今回は完成チェックの中で「緑の家」の内部も3組の方に説明するためスタッフMも一緒に現地へ。

冬型の強い早朝の浦佐駅付近。

朝は4時前に起床し、身支度を整えて事務所に向け5時20分ごろ車に乗り込み、事務所で換気測定装置を持って駅を向かう。典型的な冬型の気圧配置になったため気温は5度で小雨。コンビニで朝食を買い新幹線内で食べる。流行り病拡大のため新幹線利用者は少ないのでゆっくりと食せた。

間に合うのかと心配された船橋坪井町の家であるが・・・完成しているが未完成部分もある・・・になった。

特に換気システム部分の吹き出し口グリルの発注個数を間違えたとのことで、SAの風量調整をするために、EA口を取り外してSA口にセットして給気量の調整を行うという荒技を使った。通常個別にファン設定出来ないAVH-95のEA口は全開で風量調整の必要はない。特にダクト径が大きいとかの場合のみ開口部に圧損をかける。

デッキには目隠しと日射遮蔽を兼ねてタープを張ることが出来るように木が設けられている。
タープを設置したウッドデッキ(北園町の家)

ご要望のウッドデッキは当然アイアンウッドでつくられる。このアイアンウッドは15年前から使用しており、一度この木を使うと他の木は使うことが出来ないくらい、防腐防蟻に対し強い抵抗力を示す。やはり昆虫や最近の活発でない北の地方の木より、腐朽菌の最も活発な熱帯地方の木の方が防腐防蟻効果は強い木が多く、耐久性はウッドデッキ設計の根幹と考えている。この地上から1.5mあるアイアンウッドのデッキ下を利用してにエアコンの室外機をおくことで、夏の日射をス遮蔽しわずかであっても効率をあげ美観も確保したい。

リサイクル砕石ではなくC-40らしき色と形状である。
左右に車があると想定し、人の動きに馴染むようにピンク矢印先に外構照明とポスト(宅配付き)を計画。

外構の仕上げに外灯とポストを配置するが、これは紙上では難しく現地に現物を実際において位置を決め、これでアプローチの完成になる。この時間と説明の時間を除くと3時間も無かったが、2人でチェックしたためなんとか完成チェックを終え、夕方17時ごろ現場を離れ帰路についた。事務所に戻ったのが21時10分ぐらいで朝3時50分から始まった長い一日が終了。

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