「て・こあ」でのある一日 二百八十五 掃除

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「て・こあ」の記事は一年ぶりの更新となる。一昨年から活動をお休みさせて頂いているのでどうしても記事は少なくなる。その「て・こあ」へ連休に民泊される方がいらっしゃるので、大掃除をしてきた。

「て・こあ」はその建物特性から春から秋が最も気持ちがよい。近隣さんから伸びた木を切ってもらったり、何かと気にして頂いているようで、掃除をしていると両隣のかたから直ぐにお声がかかるが、「て・こあ」にお邪魔するようになってから早10年、近隣さんも代替わりして若世帯となってきている。

樹高6mくらいのカエデとサルスベリ、そして梅などを大きく剪定したためドット汗をかいたので、ちょうど宿泊する用意でお風呂の調子を見るためもかねて薪風呂を2年ぶりに焚いてみた。

写真は7年前のものだが、今もこれと変わらない
釜場は浴室より低い位置にあり、釜は通常銅のような伝導率が高い素材で出来ているので、薪ストーブのような鋳鉄製より効率が良い。但し空だきすると直ぐに溶ける。

先日薪風呂の構造を聞かれたので簡単にお答えしたが、多分その大きさの割には効率よくお湯をつくる事が可能。

敷地内の庭で40個くらい収穫できる。

「て・こあ」は真南に開けているので、前庭にあるタラの木の芽吹きは周辺より比較的早い。もう殆どの木が食べ頃で、脚立に乗って芽を摘む。以前は天ぷらにしたけれど、その調理法だと大量に食せないから今はゆでてパスタに入れる事がほとんど。パスタでなくとも炒めてもおいしい。ゆでたときの香りがとても甘く独特である。

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