完成気密C値0.4cm2/m2でほっとしたが・・・僅かに間に合わなかった。

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光庭で涼しそうにそよぐシンボルツリー。強風を受けないので線が細い幹が繊細で美しい。

今週末完成見学会が行なわれるので、プレチェックを行なうために本日現地に伺った。結果から申し上げると・・・検査&週末の見学会には一部間に合わず、正面の道路際アプローチとバーカウンターの造り付け棚のガラス戸はない。しかし完成気密は0.4cm2/m2で確定し、オーブルデザインが超高性能住宅が初めての工務店さんと組んでも常に超高気密を維持できるという記録は継続中。

敷地間口約9mで間口7mの建物。これで耐雪2.5mで耐震等級3である玄関アプローチ。

特徴ある玄関へのアプローチは車庫の中を通って入る。間口9mの敷地で並列駐車の屋根有ガレージがほしいとのことで、この形は必然的なスタイルである。

ここはガレージ兼玄関ポーチとなるので明るく白の内装としている。夜もきっと良い感じであろう。車は3台入る大きさで雪国には必須の全て屋根下。

常識外れのガレージを内包する玄関ポーチは、雪国らしく全て屋根下であり、雪や雨の心配が全くないが、何故かそれを否定するように一部屋根に穴をあける。このことで、暗くなりがちな中央部に光をいれる。また宅配BOX置き場も設けスッキリとした玄関前としている。

屋根に穴を開けて部屋に光をいれる。

雪国では安全性も優れる低い位置からはいる玄関はいつもどおり。床面積が大きいので、階段幅もいつもより33%広くして(有効1072mm)荷物の搬入など楽に出来るようにしている。

玄関を開けて入ると直ぐに階段があるのが「緑の家」の大きな特徴

階段を上がると家族の間となる。

テーブル越しに光庭が見えそこに視線は引きつけられる。

光庭は外部からの視線を一切受けないので、基本的にカーテン類が必要無いのでこのままの明るさが保てる。一般的な窓だとーテンをするとやはり暗くなる。
1階の家族の間は23帖でほぼ無柱空間(一本有)。これで耐雪2.5m、耐震等級3である。

光庭のあるおかげで、ウナギの寝床のように長い家の中央部である事を忘れるくらい明るい室内となる。左手がキッチンとテーブルであるが、・・・キッチン前のカウンターと連続した長さ6mにもなるテーブル。二家族集まっても余裕の大きさで、食事以外の事も出来る巨大な机である。あまりにも長いので、一部を収納して対面への行き来を少し楽にしている。

圧巻の長さ6mのカウンターテーブル。まだクリーニングがあるので書類が載っているのはご愛敬。

この「緑の家」中心となった光庭。それを囲むようにピアノ室、バースペース、家族の間の配置がポイントである。これはまた次回にしたいと思うがバーカウンター越しの光庭は下のような感じである。

配管のクロームの曲線には惹かれる。フレキシブルでは無くストレート管ならもっと良い。

中庭のためプライバシーが完全に確保されている。従って夜でも一切のカーテン類は必要とせず、外部の庭木をグラスを傾けながら楽しめる。

インテリアは夜を中心に考えて間接照明と細いペンダントとする。

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