以前の「緑の家」にはあるメーカーのトップライトを多く採用して来ました。
このトップライトは国産大手アルミメーカーさんを除くと最大手で、欧州のメーカーさんです。あえて名前は申し上げませんが今回とても残念な事がありました。
トップライトはその構造上10年~15年ごとに有償パッキン交換があり、その価格は10年前から1台約3万で、同現場で追加1台ごとにその半分くらい価格と長く決まっておりましたが、今回あるお宅のメンテナンスがあり見積もりを2年ぶりに頂くと・・・
当初1台は1.3倍、まあ仕方無いと思いますが・・・
2台目以降は突然、「倍価格」になっておりました。実際の作業に立ち会っても以前の価格は妥当だと思われる作業時間なのに・・・なぜ。
これはメーカーとしては禁じ手で、新製品の価格が上がることは普通でしょうが、メンテナンス費用の価格を、物価が連動しないのに急に倍するということは・・・ユーザーに対する裏切りでしょう。メーカーさんは「以前の価格では会社立ちゆかないので・・・」との事。
それは近年ソーラーパネルが優勢でトップライト自身が売れなくなった事が原因ではないのかなと思います。
所謂、
「釣った魚に餌はあげない」
的な発想です。商いとは、過去の購入ユーザーこそ大事にしなければならないはずなのに、その反対の発想にはとても残念な想いです。そしてこのメーカーさんを選んだ私が悪いのでしょう。
仮にこのメーカーさんがホントに苦境なら・・・とも思いますが。
過去ユーザーさんを大事にできる企業づくりをしたいと、今回の件を反面教師とします。