今日届いた日経ホームビルダー2016年12月号・・・
その表紙には驚くべきタイトル・・・が!
日経ホームビルダーさんの顧客の殆どが工務店さんと広告を入れてくれる建材メーカーさんです。ですので今回の表題は勇気と取材力が必要だったと思われます。
内容を全部紹介したいけれど、著作権に抵触するのでこのブログで記事紹介する大事なところだけピックアップします。その他の重要な事が知りたい方は是非購入してください。
ネットでは↓から買えます。12月号が今の時点(2016/11/19)では掲載されておりませんが直ぐにでると思います。
http://ec.nikkeibp.co.jp/item/magazine/HB.html
で・・・
数年前から軒の出ゼロは大変リスクがある!と言ってきた「緑の家」では、無難な家として軒の出は基本的にできる限り造る・・・と推し進めてきました。その裏付けですね。
軒の出が有る無難な家の話題はこちら↓
無難な家の事は↓
https://arbre-d.sakura.ne.jp/blog/category/%e3%80%8c%e7%b7%91%e3%81%ae%e5%ae%b6%e3%80%8d%e3%81%ae%e9%87%8d%e7%82%b9%e4%bb%95%e6%a7%98/
日経ホームビルダーさんが凄いのは、顧客である工務店さんが造る1/3(同雑誌資料内の数値)が軒の出のない建物があるというのに、この表題・・・。これぞ住宅ジャーナリズムであり、日本で唯一の雑誌と言ってよいと思います。拍手です!
是非建て主さんも、広告が主の「家のメーカー紹介雑誌」よりこちらの専門家が読む住宅雑誌のほうが如何にためになるか・・・。
近年よく目にする四角い箱形の建築物・・・
その多くが軒の出がない所謂軒の出ゼロの建物。
そして最も怖いのが軒の出が全くなく片流れ屋根の建物・・・。特に木の外壁ではあり得ない事・・・。
流行だけを追うと10年後シーリング※が切れるころには痛い目に合います。
※シーリングとはコーキングとも言われる現場で使う接着材のようなゴム状のもの。
こんな話題をエンドユーザーである建て主さんに大きな声で提供するのは「緑の家」のオーブルデザインくらいでしょうね。殆ど工務店、建築会社が今でも多くの軒の出のない建物をその「リスク公開」のないまま大事な建て主さんに薦めておりますから・・・。