美沢の家です。
白いモダンな家ですが簾がきっちりと下がってます。しかも窓は全密閉!
ご近所の家は簾はなく、そして窓を開けているの家が大変おおい中、不思議な佇まいです。
オーブルデザインの「緑の家」は地域の環境条件を大事にします。この美沢の家は長岡市であるため、雪の事が耐震性と並び先ず第一です。
例えばこの玄関の屋根。耐雪2mで1.7mも外壁から飛び出ているのに柱がありません。
さあ、明日は見学会です。お越し頂き玄関を開けた時に感じる「ヒノキ」だけの香りに感動して下さい。これは「緑の家」では一切ビニールクロス、紙クロスをどこにも使っていないからあの「ビニール」の可塑剤の匂いが無いからです。一箇所でもビニールを使うとあの新築臭=可塑剤の匂いがするのです。
直前2つのブログは放射能の専門家でも無いのに少し踏み込んでお話ししました。でも自身間違っていないと信んじております。なぜなら・・・
NHK報道でもようやく昨日から「放射能は積算で考える」と言うことをその報道の最後にちょっとだけ伝えていました(今まではこの説明が全くなかった)。きっと過去の報道のコメントを時間系列で並べると、そのコメントが変わる不思議さに驚くと思いますが、メディアでは自分で自分の首を絞めることをしませんよね。自分で録画した記録を編集する以外ありません。
過去の記録を全て残しオープンにみられる当HP、ブログは貴重です。
さて、
長岡市美沢で「緑の家」超高断熱SSプラン普及タイプが完成間近です。
この美沢の家の完成見学会を行います。
超高断熱Q値0.97W/m2K 認定(国)
スキップフロアーで耐震等級2 認定(国)
4月9日(土)
4月10日(日)
詳細は後日HPでご案内します。
(今度はしっかり完成までに床下エアコンが間に合います)
20日、21日と予定通り完成見学会は行われます。
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これは新潟市の今年も含めた一月の気温です。
どうでしょうか?いかに今年が寒かったかわかります。
暖房費も去年より相当高かったと思っていた方、そのとおりです。
なんと私が子供の頃を含むあの寒かった過去30年間の1月の最低気温平均が0℃に対し、マイナス0.7℃(新潟市)ですから三条、長岡市はもっと低い気温です。一日平均気温も過去3年間の気温より2℃も低い・・・。寒かったはずです。
豊栄の家の完成見学会は
3月19日、20日(日)です。
詳しくは近日中にHPでご案内します。
今週から外壁を貼ると思ってましたが来週になりそうです。楽しみにされていた皆様、すみませんでした。大工さんの段取り上内装をきちっと終わらしてから外壁に取りかかるそうです。大工さんも久々のオール木の外壁楽しみにしてます。
さて、中間気密測定が終わりその数値は
0.23cm2/m2でした(外部機関 ピコイさん測定)。
相変わらず大変良い性能です。
こちらの仲村建設さんなら常に0.3cm2/m2以下になりそうです。
良く巷ででは引き違いサッシが有ると気密が1.0以下にならないと言われますが、何時もオーブルの家は大きな引き違いサッシが多数(面積比では8割)です。気密は0.3くらいまではサッシのせいではありません。さあ、完成に向けてあと一歩です。
春が近い日差しで真っ白な外壁が眩しいです。
こちらは4月に長期優良住宅の補助金に基づく完成見学会を行います。
超高断熱で評価済みのQ値は0.97です。
こちらは今日天気が良いので木の外壁を貼り始めます。楽しみです。
来月(3月)、長期優良住宅の補助金に基づく完成見学会を行います。日時近々にお知らせします。超高断熱で評価済みのQ値は0.99です。
今外壁を貼り始めた真っ白な外観となる「美沢の家」です。
スノーホワイトと呼ばれる真っ白。
潔い色です。
断熱材不足により一時工期の目処が立ちませんでしたが、昨年中にネオマフォームをフェノバボードに、ハイRをフルカットサンにすることで解決しました。性能、特性は全く同じ物で、メーカーが違います。
今週末の構造見学会の会場となる豊栄の家は、報道のされているとおり断熱材不足がちょっと心配ですがまずまず順調です。
なんか外壁を貼る前ですが、この下地ままでも綺麗な外観ですね。
軒の出が約800mmある(本当は900mm以上にしたかったのですが北側斜線で・・・)均衡の取れた外観は下地から綺麗です。
家の設計はバランスに尽きます。いくら地震に強い家でも、寒い家なら長持ちしないし、いくら自然素材を多用した家でもシロアリのことを考えていない家は耐久性が低いでしょう。高気密高断熱で暖かくても、地震に弱かったり耐久性がない家でもだめですね。本当に良い家はすべての性能が高次元バランスで成り立つものなのです。
緑の家のSSプランは、シロアリに対して至高の方法を標準としています。最近のシロアリ被害は、玄関付近と風呂、勝手口付近に集中しております。これは、今の99%の住宅で土と接しているところが玄関付近と風呂、勝手口に限定されるためです。土壌型シロアリは、巣を土の中に造ったり、地中から家に進入する事がほとんどです。このため土と接しているところが加害部分になるのです。特に玄関部分はどうしても土と接っしなけらばならない機能を持ち合わせているので、家のしろありに対しての一番の弱点となります。だからこの部分さえ注意すれば、玄関部分の侵入を著しく防ぐことが可能です(緑の家の場合)。
上の写真は一般の家の玄関部分を作っているところです。このように土と玄関戸は接しているので、ここからシロアリが侵入してきます。
それに対し緑の家のSSプランの家は玄関ポーチ下が空間なのです。また玄関ポーチのコンクリートは外壁や玄関戸と接してません。だからシロアリの侵入が困難で且つメンテナンスが簡単なのです。
県内でここまで気を使う設計はないでしょう。
「シロアリ予防に対しここまでやる必要があるのか?薬剤予防でよいのでは?」
といわれたこともありますが、SSプランの家は100年以上の住宅のあり方を真剣に考えて提案しております。耐久性に最も大きく影響を及ぼすシロアリの加害にはできる限り注意を払いたいと思ってます。特にシロアリを引きつけやすい「基礎断熱」工法は注意しすぎることはありません。基礎断熱工法は安易に採用してはいけません。
また薬剤による予防は、所詮「化学物質」です。その効能は長くて10年(加圧注入でも30~40年)で且つそのほとんどが危険で中止になった歴史があり、40年も継続し販売されている薬剤は聞いたことがありません。物理的に半永久なこの方が理にかなってますね。当然ヒバ油とか炭とかという自然素材はおまじない程度の効き目しかありません。その情報は先日ブログで紹介したシロアリサイトに詳しくあります。
どうですか? あなたの家の設計者は、シロアリ予防とメンテナンスをしっかりと説明しバランスよく提案してますか?
今日の見学会もお昼を食べる時間がないほど大盛況でした。ありがとうございます。
特にHPをごらん頂き、超高断熱や床下のHeatingFactoryにご興味を抱きお越しいただいた方には、きっとその事実をご自分の目で見られてご満足されたかと思います。
今日の夜7時30分ごろの1階床温度です。見にくいですが23度(赤点が測定点)。
今日は深夜12時ごろ暖房OFFでしたから、この時間は全ての暖房OFFの19時間後の床温度です。脅威です。脅威。温度が全く下がっていないのではなく、朝の床温度22.5度より上がっているではありませんか?今日の新潟の平均気温は3度です。ほぼ曇りで、お日様はほんの10分くらい射した程度です。
次は吹き抜け天井の温度。なんと22.5度です。床表面温度との差はほぼ0度。これが暖房が全くなしの19時間経過後の温度です。まだ窓にカーテンがひとつもついていない一番不利な環境で、もしカーテンを設置すると更に断熱性能は増します。
これがオーブルデザインの「超高断熱住宅」緑の家の実力です。この性能があって初めて「超高断熱」と言えるのです。
こんなに窓が多くてもしっかり設計し施工する事で、計算と同じ結果(同じよりよい結果)が得られますね。設計した当人が一番感動しびっくりしてます。
天井の梁がきれいに見えます。
お越しいただいた方から、
「暖かい家という見学会に数多く参加したけれど、みんな暖房器具がしっかりと設置され運転していた。しかしこの家は暖房が全てストップしている。暖かい器具や部分が全くないのに、どうして家が暖かいか不思議で信じられない」
というご感想を頂いた。そして、
「どこかに隠して暖房機があるのでは?」との疑りさえ感じるその暖かさ!私もそう思います。想像できないこの暖かさがはQ値0.9W/m2Kの「超高断熱」+「超高基礎蓄熱」の効果なのです。名前に偽りはありません。その実力は県内最高でしょう!
超高断熱だけではこのようになりませんし、蓄熱暖房だけではこのようになりません。全てはトータルバランスですね。
自分でもびっくりしました。
今日の見学会開催と同時に床下のエアコンOFF。それ以後今日の見学会で暖房機の運転を一切しませんでした。それでも・・・
全く室温が下がりません。こんなに曇っているし、アメダスデータによると今日の新潟県の9時30分から17時00分までの平均外気温は2度弱と平年より低い気温にも関わらず・・・。
1階床表面温度 9時30分・・・23.5度
17時00分・・・22.0度
2階吹き抜け天井表面温度 9時30分・・・23.5度
17時00分・・・22.0度
いずれも放射非接触温度計で測定。
床が全く冷たくないのです。全く・・・。
6m上の吹き抜け天井と床の温度差が全くない!
照明器具を50%くらい常時付けてましたが、人の玄関の出入りを考えると決して大きな発熱元とはいいきれないので、こんなに温度が下がらない家は驚きです。
カーテンもない状態、調理もないので発熱体は人と照明のみで、家電の待機電力さえありません。それでも温度が下がらない超高断熱住宅。アンビリバボーですね。
この体験をあなたも・・・。
今日は12時30分から16時まで絶え間なくおこし頂いたので、お昼抜きでしたがこんな寒い日にお越し頂いた皆さんに感謝です。さて、明日は午前中が駐車場も空いてますのでお勧めです。
今ほど電話があり第三者機関の行った完成時の気密測定が0.16cm2/m2との報告がありました。この数値には驚きがあります(勿論いい意味)。と言うのは通常「完成時」の気密測定を行うと、「中間時」の気密測定結果より0.2cm2/m2くらい下がるからです。この家の中間時の気密測定は0.17cm2/m2だったので、完成時はよくても0.25cm2/m2、悪い場合は0.4cm2/m2を覚悟しておりました。
結果はC値0.16cm2/m2と世界最高の厳しいパッシブハウスの規定0.3cm2/m2(0.5回/時50Pa)以下を十分上回り大変満足です。この数値ならたとえ外風が10m/sを超えようとも室内の影響はほぼない状態とみなしてもよいかもしれません。無論オーブルデザインが過去に携わった全ての中でNo1の超高気密住宅です。施工された仲村建設さん!おめでとうございます。
因みに中間時より完成時の気密が下がる理由は、わかっており
1.キッチン換気扇の排気側の電動ダンパーを省略している。
2.エアコン設置個数が多くそのドレイン、排気用パイプの気密が取れない。
です。1.は標準で付いている風圧シャッターがあり、今までの基準(平均C値0.7cm2/m2)ではOKだったのであえて設けていません。今回がやはり0.4cm2/m2まで下がれば今後の検討課題でした。
2.の穴の大きさはドレイン管がφ14mmなので1.53cm2。排気管がφ16mmとして2cm2。一軒で4台エアコンが設置されるとして(1.53+2)*4=14cm2しかないのであるが、何と言っても超高気密住宅では、この穴があるだけで0.14cm2/m2も下がります(100m2の家)。こんな設備機器の穴が気密性能を左右するのです。因みに14cm2の大きさは、1cm×14cmの穴です。エアコンの中でも給気と排気の両方がある場合は更に悪くなりますので、当事務所はそういうエアコンは選びません(ここまで注意してエアコンを選定するのは私がエアコンマニアだからでしょう)。今後は排気のないタイプも視野に入れたいと思いますが、そうなると自動フィルターお掃除のごみを数年に1回は収集するメンテが必要です。
おっと話題がエアコンになりそうですので話を戻します。
なぜ今回完成時に気密性能が下がらなかった理由を推測すると、そもそも中間時の気密測定値に少し疑義があったのではないかと思います。中間時の気密測定は、少し風が吹いており、2回測定したのにその測定値にバラツキがありあました。中間時だからまあ問題ないということで終了したのです。今回の完成測定は2度とも同じ値で信用性大です。
完成時から逆算すると実は中間時は0.1cm2/m2以下だった考えられます。この位の超気密になるとC値は小さな外因に大きな影響を受けますね。
さて、今回の施工に携われた大工さんをはじめ設備関係の方々にお礼申し上げます。
ありがとうございます!!感謝です。 o(_ _)o
今週末の23日24日に行われる見学会の内部です。
ようやくクリーニングが始まり、床に貼ってあった養生シートが外されました。
光らない床は無塗装の証で、かれこれ12年以上前から「緑の家」の定番。10年経過した家では、ピカピカの表面になってます。荒く使うと直ぐに傷が付きますが、それが物を大事にする気持ち育みます。
左手の壁の陰影。こちらは漆喰コテ塗りの証です。流行の漆喰は色々なタイプがあり、一番安価なものはクロスに漆喰を混ぜたもの(漆喰とは言わないかも)からローラーや刷毛で塗るもの。そして今回の家のように、コテで塗るもの。勿論コテ塗りが一番風合いがでます。特に今回の漆喰は西洋漆喰で厚さ2~3mmと日本の漆喰の2倍の厚さ(日本の漆喰は1.5mm程度とかなり薄い)があるのでコテムラを残す事で風合いがあります(建て主さんとそのご家族で全て塗りました)。
普通漆喰は真っ白です。が、今回の西洋漆喰は黄色い石の粉でベージュ色をつけてあります。
だから穏やかな感じになります。
床下に設置された、排湯熱回収装置です。
シンプルな熱回収装置です。オーブルデザインのオリジナルで実用新案か特許申請予定です。
その装置の奥に見えるのが床下暖房用の「高効率エアコン」です。暖気が床下にまんべんなく対流するように隙間があることがわかります。
床下に貼り付けた断熱材はグラスウール換算で240mm。この床下がHeatingFactoryです。ここを見るだけでも価値はありますね。
23、24日に新潟市で行われる見学会の内部(施工中)です。
最近、天井のデザインが気になります。平らな天井ではつまらないが、一階は勾配天井もできない。そんなときは、こういった天井は如何でしょうか?
部分的に2階の床裏が見えたり、梁が見えたり・・・ローコストでできます。
こういう天井は構造も一緒にデザインしないと見栄えがしません。つまり構造計画も設計者自身が行える、そんなスキルが必要です。普通の設計者では、構造の梁全てのサイズを決めることはその構造図を描かないのでできませんが、オーブルデザインでは設計者が構造図も書きます。だから構造材でデザインできるのです。
「「えっ」大工さんが決めるのではないの?」
と思った方もいらっしゃるでしょうし、
「「えっ」そんなの当たり前」
と感じたひともいるでしょう。
住宅位の建物規模なら、設計者が全て決めたほうが、構造=デザインになり、より楽しい家になります。
お待ちかねの床下暖房です。1380mmもある床下ですから、お掃除もしっかりできます(いまお掃除してます)。このくらいあると温風もいきわたる事がわかりますね。奥に見えているる四角い穴の下の基礎の高さでも普通の家の基礎の高さより高い(しっかりしている)のですよ。凄い基礎です。基礎は取替えが一番できないところなのでしっかりとしたいものです。
これは玄関の床です。建て主さんのご家族がデザインしその施工もご自分で行いました。完成度が高く設計者出る幕無しですね。
因みに厚さ3cmくらいの大理石ランダム貼りと白モルタルの子砂利洗い出しの組み合わせです。