北園町の家は工事が終盤に入って来ました。
来週には足場が外れるので、本日外装の検査に伺って来ました。
床下暖房・・・本格的に始まってから10年も経っていない・・・。
「緑の家」でも全棟標準化してからまだ7、8年。 続きを読む
北園町の断熱材のチェックと気密シートの確認。外壁に合板を使っているため筋かいが殆どないことで断熱材入れが楽とのことで、現場には評判上々。しかし監理側は釘の総数確認が増えとても大変。 続きを読む
北園町窓廻りの検査を昨日行いました。建物の第一優先は安全性と耐久性ですが、その耐久性の要の外壁・屋根防水はとても重要な箇所です。
寺尾西の家 (延べ床面積152m2 吹き抜け19m2 サッシ開口部率27.46%) | ||||
緑の家仕様→ | Asグレード | Aグレード | Bグレード | 備考 |
UA値 w/(m2K) | 0.19 | 0.24 | 0.27 | ドレーキップ2017年発売 |
旧Q値 w/(m2K) | 0.73 | 0.87 | 0.95 | 換気q値0.25に固定算出 |
価格差(一棟あたり) | +120万 | 0万 | -220万 | Bグレードはラフコスト |
現在「緑の家」ではAグレードAとBグレードが価格の目安として設定されておりますが、来年からサッシを最高性能にしたグレードAsを追加します。各グレード比較はこちら
UA値が0.2以下の0.19・・・サッシ開口率(延べ床面積に対するサッシ面積)が27%もあるのみUA値が0.19・・・これは国内トップクラスの性能です。
寄せ棟で軒の出が1.2m近くあり、準防火地域でありながら木の外壁を採用している。
先月完成した栃木県足利市の家富町の家の完成写真です。何度か手直しのため何時ものようなSIGMAの写真ではありませんが、それでもよい雰囲気は伝わると思います。
今日は朝8時に車場の家の地鎮祭をおこないました。朝のラッシュに巻き込まれた上に、道に迷ってもう少しで遅刻するところでしたが、建て主さんの誘導でなんとか3分前に到着しました。
3年前から「これからは樹脂サッシの時代。アルミと樹脂の複合サッシは時代遅れ」と申しておりましたが、そのとおりになってきました。
PCモードなら文字が読めるくらいに拡大。すると見えると思いますが、断面図に「交換可能な気密材」・・・。最近メンテナンス性もようやく認知されてきた。
今年の樹脂サッシ業界では熾烈な性能競争になっております。一方アルミサッシの方は性能が上がってはおりません。
当事務所の標準サッシであるエクセルシャノンでは、ペアガラスサッシは無論、トリプルサッシでもステージ「Ⅱ」にマイナーチェンジ。トリプルガラスを使ったサッシのU値では驚異の0.8w/m2k!!今年春の真空トリプルガラスを使って先行したYKKのU値1.08w/mを大きく上回ります。
27日までこのページはトップ記事に表示されます(26日青字更新)。
26日完成気密測定→0.4cm2/m2 (*^ω^*)ノ彡
真っ白なガルバニューム鋼板張りでドレーキップ窓に拘って均等に配置した窓が変わりない安定したデザイン。屋根は将来太陽光発電が大きくのせられるように東傾斜。
超高断熱Q値0.98w/m2kで耐震等級2相当、気密性能0.4cm2/m2(中間)のすみれ野の家の足場がようやく外れました・・・。長かったですね。
オーブルデザインの緑の家は、
どの建設会社さん、初めての工務店さんでも、必ず0.7cm2/m2以下になっています。
これって凄い事だと思いませんか?他社の技術水準を安定させるオーブルデザインの工事監理・・・。
オーブルでは定番のレッドシダー全面貼り。しかも無塗装・・・。何も足さない、何も塗らない・・・天然素材らしい使い方。手すりがまだなの・・・ね。
ようやく「片貝の家」の足場がとれました。
東南方向の窓はこの通り大変多い家です。これで耐雪2m、軒の出80cmで耐震等級2という全てが高いバランスで統合されております。またこの数値で国の認定を受け、独自の自己勝手な評価ではありません。無論超高断熱Q値1.2W/m2K認定、しかも初の2階床下暖気送風構造です。
今月末構造見学会を予定している超断熱の緑の家は、小屋裏断熱材が施工をほぼ終わりました。ネオマフォームという最高性能の断熱材が180mm敷きこまれてます。これをグラスウール(セルローズファイバー)で換算すると450mmにもなります。設計者もびっくりです。450mmといったら足のひざ下が全て埋まります。もし輻射熱をもっと遮熱したい場合は、この断熱材の上にアルミホイルのような金属テカリがあるシートを貼れば完璧です。
そんな断熱材が敷きこまれても、小屋裏は美しいままです。整然と並ぶ垂木(屋根を支える細い木)は、23cm間隔と一般の2倍の量で施工されます。これは軒の出といわれる、外壁から突き出た屋根の長さが110cmもあり、これを支えるためですね。神社なども軒の出は大きく、垂木が細かく入っている事を思い出しますよね。この長さで夏の暑い日差しが家内部に進入することを防いでます。超断熱では大切な要素です。
さて今日はいよいよ窓の取り付けが始まります。
一部木製の3層ガラスサッシで、内側からメンテが可能なサッシと、オール樹脂サッシのLOW-Eアルゴンペアガラスのドレーキップ窓(内倒し内開き)、引き違い窓の3種類だけを使ってます。ドレーキップ窓を最初に使ったのは既に20年前。夏の夜、開けてあった窓を閉めるとき、普通の開き戸では、一度網戸を開けてから閉めなければなりませんが、ドレーキップ窓はそのまま閉められます。つまり引き違い窓を閉めるように、網戸に付いた虫が入ってきません。そして家の中から窓周りのメンテができます。デメリットは、内側に開くことでスペースが取られることと、雨上がりに窓を開くと、水が床に落ちる場合があることです。
さて窓の性能が大切な超断熱ですが、エクセルシャノンからエクセルウインドスーパーという製品が販売されております。図は全てエクセルシャノンさんのホームページからです。下の画像は、サーモグラフの画像で、色で温度をあらわしてます。
ガラスは真空ガラスという凄いガラスでガラス面温度が壁並みに近づいています(脅威的です)。しかし枠部分は少し温度が上がったものの、以前依然低いままでその面積も大きいことがわかります。何とか枠の断熱改善ができれば夢の窓Q値0.9以下が実現できそうですね。シャノンさん!がんばって安価で発売してください。