新潟 住まい エコ関連等・・・

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写真は三菱自動車ホームページより  かわいいね!この車。

今日ニュースを見ていたら、量産電気自動車がとうとう販売される。7月下旬から三菱のi-MiEVが予約受付開始とのこと。気になる価格は460万、補助金で145万程度バックされるので実質315万。軽自動車の大きさで315万は割高。ただ燃料代が深夜電力を使えば相当安いので実質ガソリンの10%くらい。ちょっと計算すると年間1万キロ走ると考え、軽自動車の燃費は14km/lとすると714Lのガソリン。これを時価で考えると714*125=89300円 この10%が電気自動車の燃料代として考えると、80370円/年積み立てできる。10年では80万だから約18年くらいで元が取れる(去年の200円/Lであると10年くらいでOK)。しかし実際は、バッテリーが10年で交換と考えると、電気自動車で元が取れることはない。これは初期のハイブリッド車にも同じ現象があった。当時ハイブリッド車は、250万で補助金などで220万で買えたが、同じクラスの車は140万位。おおよそ80万割高。燃費は当時のハイブリッド車が同クラスより5k/L余計に走るとすると、10000kmでは556L-769L=213L 213×125円=26625円/年 20年でもペイできなかった。

しかしじわじわハイブリッドを選択する人は増え今日に至る。このように割高をペイできるかだけを考えるとあわないが、今までの車と全く違う出力方式を堪能し、空気をあまり汚さない(発電所のほうが空気を綺麗にできる)ことを重視する人には最高の車。ハイブリッド車でも電気だけで走るときがあるが、その時の静かさや滑らかさは、エンジンと全く違う心地よい感覚。それがずっと続くと考えるとぞくぞくする。

ただ先回のブログでも案内したとおり心配事もある。それはハイブリッドのときは、環境整備は全く必要なかった。ガソリンスタンドあればOKだったので。ところが電気自動車は電気がなくなるとそこでアウト。普通コンセントでは7時間から14時間かかる充電。急速充電用の3相200V-50KWという小工場クラスの動力でようやく30分である。さらに急速満充電はバッテリィーの寿命を大いに縮める心配もある。もし心配な方は、問題が出尽くす2年後に買う事がベスト。社内実験で何度となくそのような事を確かめていると思うが、ユーザーの使い方は想定外が多い。夏の車内エアコンの電力は半端ではないし、また冬(雪)の車内エアコンの電力も同じ。本当に80km(メーカー発表は満充電で160kmだが、通常は80km)くらい走るのか?エアコンを使うと60kmという情報もある。60kmでは、新潟県では足にならない。片道30kmの範囲では心元ない、冬道では生命の危機さえあるからだ。だからといって、気候のよい時期に近所に買い物だけで済ませたら、せっかくの安い燃料代も意味がないし・・・(使わない生活が一番だが)。 新潟県ではやっぱり本命はまだハイブリッド(プラグイン)かな。

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