新潟 自然素材の木の家で屋上菜園のススメ  屋上庭園か?

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当ブログに拙宅の「屋上菜園」が登場しますが、いまいちピントこないというお問い合わせを頂きます。

そこで拙宅「屋上菜園」全公開!!(赤面)

上の写真の黒い部分(左側下)が車庫です。その上が屋上で菜園となります。当初は車庫の場所が畑だったのですが、お隣ができ日当たりが悪くなったので10年前に畑を自宅ではやめました。このように街中の家の日当たりはでは、菜園は難しいと思います。

しかし家庭菜園には未練があり、車庫を造るにあたり、当初はただのバルコニーの計画だったところを「ええーい!!実験的に屋上菜園にしてしまえ。ここだったら日があたる」と結構強引に考え、現在の菜園ななりました。階段などはアイアンウッドで作ってます。

これは菜園を2階の本屋から見下ろした写真です。道路より菜園がいかに高いかわかりますね。実は屋上菜園はとても構造的に難しいです。木造住宅では、普通屋上菜園と言っても、屋上の上にプランターなど載せられるデッキのようにして造ります。この間その事例を見ました。しかしこれでは菜園を一年であきらめることになります。それは、水遣りがとても大変だからです。夏の屋上(屋根上)は異常なくらい乾燥します。風や熱が地上より多くなるからでしょう。確かに最近は自動散水機がありますので、これをセットすれば水遣りはまあまあでしょうが、せっかく自然を感じる菜園なのに、水道水バンバンでは、エコではありません。プランターではミミズもすめないでしょう。やはりある程度雨だけで維持できるようにしなければなりません。

雨だけである程度維持できるようにするためには、土が厚く多くなければなりませんが、土は異常に重い物体です。土20cmでも雪1m程度あります。水を含んだ土は20cmで雪1.3m以上にもなります。

だから相当しっかりとした構造でないと屋根が壊れます。

さらに問題は根っこの処理です。この根っこの処理とは、根っこが防水層を壊さないようにしなければなりません。一年草ならよいのですが、多年草、ましては小木等は根っこが深く地中に突き進みます。これについての検証は拙宅が10年以上経ってみないと確実に大丈夫と言えません。しかし今回の構造は

合板28mm+勾配根太+合板12+12mm+FRP防水+カーペット2重+防根ネット+砂利+土30cm

9層のすごい構造ですね。これでも小木の根っこは大丈夫とは思えません(防水層まで4層)。植えないほうが無難です。

が・・・・、畑管理者は「月桂樹」を植えてます。!!(゚ロ゚屮)屮 「守り神」だそうです。m(_ _)m

楽しいものにはリスクもあります。この強風雨の寺泊で何とか20年くらい持てばと思ってます(つまり短命の恐れ)。半分トーメイの屋根があるのは、その海風を防ぐ必須部材です。

でも・・・皆さんも如何ですか?どうせ屋上菜園を造るなら車庫の上に土を入れましょう。結構作物はなりますよ。リスクはありますがとってもお勧めです。20年以上経って万一雨漏りをしたらこのように屋根を掛けるという方法もあります。如何でしょうか?

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コメント

  1. 匿名 より:

    (o^-^o)
    コメントありがとうございます。おっしゃるとおり、この菜園は乾燥気味できびしい環境です。トマトにはちょうどよいかも。

  2. 匿名 より:

      トマトがおいしく育つような気がしますね。