日経ホームビルダー 12月号から

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写真は故意に荒く掲載しております。興味ある方は是非購入してお読みください。

 いつもためになる記事ありがとうございます。今月号も建て主さんにためになる記事がありました。

 またも衝撃的タイトルです。ですがこれは私も事実と確信しております。

2003年から24時間換気システム設置が法律で義務つけられております。しかし、折角設けた給気口から新鮮な空気が入らない・・・これはいったい??

しっかりと高気密高断熱を学んだ世代(20年前から行っている会社や個人)なら

「そんなこと、あたり前じゃない」

ばっさり切り捨てられてしまいそうな話題ですが、普通の建設会社では何の事はわからないと思います。ここでいう給気口とはファンの無い穴だけの給気口です。これは・・・

住宅用換気には大きく2つの考え方があります。それは第一種三種換気

まず第三種換気システムと言われる換気は、排気は機械で給気は穴を開けるだけの換気システムの事です。熱交換型換気システムが設置されている家以外は、殆どこの第三種換気システムが多いと思います。

当事務所は設立時から第一種換気システムと言って排気も給気も機械ファンが付いているタイプです(SSプラン以外は熱交換はしません)。これはあまり巷では採用されない換気システムです。

でもこの採用には訳があります。

第三種換気システムの場合は、家の気密性が超高気密でないと給気口から空気が入ってきません。相当とは・・C値で0.5cm2/m2以下です。当事務所のSSプランの目標気密性能で、これは相当気密性オタクの建設会社でないとできません。当事務所では大丈夫ですがこれは外風が無風の時。もし給気口側の反対から風が吹いていると超気密住宅でも入りにくくなります。となればやっぱり上の写真の記事通り普通の気密性の家では、まず間違い無く給気口は飾りとなります。

折角お金をかけて壁に穴をおけてもそこからは入ってきません。また入ってこない方が良いと建設会社の人は思っています。それはそこから外気が100%入ってきたりすると、冬寒いと言われクレームになるからです。だからこの第三種換気システムの給気口から外気が入ってこないことは業界の「秘密」なのです。

その点、第一種換気システムは、給気口にファンがあり必ずそこから新鮮空気が入ってきます。気密性が悪い家(C値が5cm2/m2)でも必ず新鮮空気が入ってくるのが第一種換気システムなのです。折角お金をかけて換気するのに効果が出ない第三種換気システムよりは良いとおもいせんか?

因みに第三種換気システムで寝室に給気口があった場合の実測データがこのホームビルダーに掲載されております。なんと二酸化炭素濃度が3000PPMを軽く超えてます。これでは良い睡眠は得られませんね。この本では、寝室の戸を開けて寝るかリビングくらい広い寝室にするかとの提言があります。日経ホームビルダーさんのウエブでも紹介しております(無料登録が必要)。 

換気方式については今まであまり触れておりませんでしたのでおりを見て少し連載を考えております。

 この写真でわかるとおり3000PPMを簡単に超えている寝室。労働基準法では1000ppm以下にすると定められている。この記事詳細は是非この本を購入して読むことをお勧めする。

この記事が業界紙に載ることはタブーですし、建て主さんに本来知られてはいけない事なので、逆の意味であえて今回取り上げました。

日経ホームビルダー様へ・・・記事をデジカメで撮影し許されそうな範囲でぼかして紹介していますが、もし問題あるようなら今後写真は削除します。

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