三条市の瓦礫受け入れ 勉強会

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「絆」という美辞麗句で「瓦礫受け入れ」を迫る行政やマスコミ。どうして簡単に自治体が「OK」といわないかご存じでしょうか?

実は私も良く知らないので一昨夕、「みずすまし」さんの事務所で有志達の「勉強会を開催する」会議に参加をしました。
私は成り行きでその勉強会の「発起人」の一人になりましたが、趣旨が最初から「瓦礫受け入れ反対」ではなく、「瓦礫をもっとよくしろう」という会です。但し勉強すればするほど「受け入れは反対」になるのでしょう。だからこそ見て見ぬふりではなく、しっかりと事実を受け止めましょう。

さて・・・最近は普通の人の感覚は大変おかしい事に気づきます。
先日下の記事報道があったのですが、普通の人はこの報道でも

射性物質が降り注いだのは、岩手県でも椎茸の原木上だけで、それ以外の大地(ゴミ)の上には降り注がなかったんだ!さすが神様のなさること・・・」

と思っているらしく気にもしていない人が大変多いのにはびっくりしました。この椎茸の基準100ベクレル/kgと同じ瓦礫なら、行政の説明する瓦礫受け入れ基準よりも高いので三条市に持ち込めません。つまりゴミが全て椎茸なら×です。ではこの椎茸のゴミはどうなるのでしょうかね。また今までこの椎茸を食べていたひとは・・・?

 4月13日の記事。

放射性物質の最大の特徴は「煮ても、焼いても、燃やしても全くなくならない」ことであり、ただ薄まりまた濃縮される事を繰り返しながら、セシウムなら30年でようやく半減、他の核種なら数十万年から数億年も存在します。

このリスクがあるということを行政がしっかり説明し、それに市民が納得できたなら瓦礫受け入れOKでしょうが、焼却灰(8000ベクレル/Kg以下)の最終埋め立て場所でさえまだどこになるか発表されていなのに、受け入れOKもなにもないでしょう。そもそも放射能物質は、「漏らさない、集める、しっかりと隔離、管理、情報公開」という原則でなければなりません。

PS
友人からおもしろい動画(原発関連)をご紹介いただきました。
http://www.youtube.com/watch?v=9FiwgKYdwrg&feature=relmfu

笑ってしまいますが、でもほんとうの事でしょう。ねつ造された事件で逮捕・起訴された人は本当にいるようです。

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コメント

  1. 浅間です。 より:

    てんとみん様
    コメント感謝いたします。
    すでに「事」は起きてしまったので今を受け入れ、何も意志を示さなかった過去を率直に反省したい思っております。
    見ぬふりはしないでできること、しなければならないことを淡々と行いたい(元々短気な性格なので)と考えております。
    コメントをありがとう。

  2. てんとみん より:

    検索からこのページに飛んできました。
    全くおっしゃる通りで、
    いちいちうなづきながら読ませていただきました。
    放射性物質に関する周囲の無関心さと、
    「口に出すのはタブー」的な空気には
    私も日々煮え切らないものを感じております。
    >ねつ造された事件で逮捕・起訴された人は本当にいるようです。
    そうですね。私が子供の頃、
    幼馴染の家の父親が反対運動をしていましたが、
    その家族にまでストレスがかかるような嫌がらせを
    色々と受けていた事を、覚えております。
    推進派は金にあかせて何でもやってきたのだと思います。
    今また同様の真似をしようとしている、
    許せない事です。許すべきではないと思います。