2008年にエアコンは暖かく無い!↓と書いたブログから早5年も経過して
http://arbre-d.cocolog-nifty.com/blog/2008/02/post_0ad1.html
暖房と省エネを考える。その⑥を書きたいと思います。
その前に、お勧めの薪ストーブF420の扉を改良してエアーカーテンを仕様にして煤を付きにくくしたことと、3次燃焼用になったこの空気で、ゆっくりと良く燃えるようになったF420の映像をどうぞ。
このストーブ・・・お勧めです。
エアコンが暖かく無い理由は5年以上前に↓で説明したとおりです。
http://arbre-d.cocolog-nifty.com/blog/2007/04/post_5790.html
さて、その事を今度のセミナーで説明しようと思います。
当たり前ですが復習として、
湿度安定の気流がない室内の感じる温度は、大凡
(室温+周囲平均表面温度)/2
となり、
周辺平均表面温度が高ければ室温が低くとも暖かく感じます。
例えば代表的な暖房器具だと・・・
石油ストーブはその表面温度300度以上
人気の薪ストーブも大凡300度
囲炉裏(笑)も炭部分は350度・・・
石油ファンヒーターでさえ120度もあります。
一方エアコンの機器表面温度は
室温とほぼ同じ23度・・・あたりまえです・・・
温風吹き出し口でさえ44度・・・
このようにエアコンから輻射熱は殆ど期待できません。だから新潟県では暖房機と認知されないのです。
そこでこれからは
「「緑の家」では暖房機は一切なく、空調機で寒さを取り除くことにします。」
と表現します。
エアコンを暖房機と思っているから、断続運転(点けたり消したり)をしたり、他の暖房機器と同じように、直ぐに暖かくなると勘違いします。エアコンは・・・
「暖房機ではなく空調機です」
ですので常時ONが当たり前で、部分空調ではなく全空間を空調(暖房と言いたいが)します。