「て・こあ」でのある一日 ⑳火と匂い

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大量の湯気を発生できる竈で蒸し上げる「もち米」はうまい。

世の中三連休でしたが、当事務所は昨日のみお休みで、そのお休みを利用して「て・こあ」で真冬仕事の薪割、と内装打ち合わせをしました。
「て・こあ」はまだまだ未完成の建物なので、少しづつコストをかけないでリノベーションされております。その打ち合わせ前に中華ちまきをご馳走になりました。

ほぼ外気と同様の絶対湿度だから相対湿度が21%なのだろう。

その前に・・・今日の事務所の温湿度です。

21度で相対湿度21%・・・Orz

流石に24時間事務所に人がいない事、寒気来襲で絶対湿度が低下していることで、夢の21%(笑)になりました。さて、この湿度だから喉が痛いとか、静電気が起きるとかはあまりないようで、この湿度表示を見なければ何時もと変わりありません。短時間であれば人にほぼ影響ないいでしょうね。湿度が低くとも、飲み物を沢山飲めば風邪にもかかりにくいと先日某TVで言ってました。湿度が高い方が問題を引き起こしますから問題なし。ですので窓の結露も全くありません(ただのアルミサッシです)。

さて、中華ちまきですが・・・

金属加工の事業者からでる木の廃材が燃料。外材の松材が殆どで乾燥も抜群。

まずは竈でがんがん大量のお湯(15L)を沸かします。この時に廃材の木を使うので心が痛む事がありません。この火ですから冬でも比較的早くわき上がります。

竈使用中でも煙は極わずか。かえって薪ストーブのほうが白い煙りが出やすい。大量の燃焼空気がよいのか・・・。

竈は薪ストーブと違い、2次燃焼や火力調整用の空気ダンパー等の機能が全くないのですが、強く燃えているときは煙りが殆どあがりません。匂いはしますが・・・。

そこで本題ですが・・・
先日某高速道路SAで、有名メーカーのペレットストーブがトイレ内にあり、暖かく用を足すことができました。その後外へ出てみると薪が燃える特有の匂いがします。トイレの横を見ると、先ほどペレットストーブのFF用煙突(吸排気)があり煙りはでていないのですが、やはり匂いはします。私はこの匂いは好きなのですが、もし、もし・・・市街地でこのストーブ付近に隣家の換気の給気口があるとこれは問題になりそうな匂いです。
ペレットストーブは着火時のみ匂いと煙りがあると言われてますが、どう見ても今回の状況は連続運転時の匂いです。薪ストーブ、ペレットストーブなどやはり木の燃やすことは嗜好品(趣味)的になりますつまり今はガス暖房や石油暖房、エアコンがあるので、あえて匂いが強い木を燃やすことは、近隣から理解が得られない場合がありそうです。その点は注意です。
今まではファンのついたペレットストーブは匂いがほぼ無いと申し上げましたが、今回の経験上からどんな高性能のペレット(薪)ストーブでも、状況によっては微量ではなくある程度の匂いはでております。

さて中華ちまきだからとり肉が入ります。

定番の鳥とタケノコ、ポイントに黒豆。全て味付け済み。い草と湯どうしした笹の葉。

一度10分蒸したもち米に具を詰めてちまきに入れ、更に10分間強火で蒸し上げます。

全部で15個くらい。真冬に湯気があがる土間は豊かな気持ちになる。

すると・・・さくさくお米の中華ちまきの出来上がりです。

ご馳走になりました。ありがとうございます。

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コメント

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