デシカホームエアーを考察 その3

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

2013年9月07日13時緑字加筆

Cci20130903_0002

その3です。

その3は空調機の機能ですが、その前に、デシカの寸法関連の図を上に載せます。

おおきい、おおきいとその1では書きましたが、高効率な熱交換換気扇とヒートポンプエアコンの室外機室内機の両方がこの中に入っていると思えばこのくらいの大きさは逆にコンパクト(小さい)と言えます。

Mr12533_201309033

さてメインの空調機能ですが、素直に読み取ります。除湿加湿は冷房、暖房となり、そうなるとこのデシカには6帖用エアコンより若干小さいヒートポンプが内蔵されていると言えます。

まず冷房(除湿)性能はある条件A(上図の※1)で2.3kwありその内、顕熱能力は0.4で潜熱能力が1.9kwあり、顕熱比は0.17と驚異の数字です。この数値だから40坪くらいの家を除湿できるのでしょう。通常のエアコンは定格時の顕熱比は概ね0.6~0.5くらいです。因みに顕熱比とは全熱変化量に対する顕熱変化量の割合をいいます。これを上の表の空気条件に当てはめるとわかりやすいですが・・・

Sfp通常運転のエアコンはSHFは0.5~0.6くりらい。0.5以下幾ら冷媒を冷やしても達成は不可能。従って再加熱除湿モードとなる。

SHF0.17とは再加熱除湿以外できない除湿優先の冷房状態です。例えばSHF「0」の状態は、室内の27度の空気を一度12度まで下げてその空気を加熱して27度の空気をとして吹き出せばSHFが0となります。それに近いモードで動くことになります。つまりデシカは再加熱除湿と同じモードですから、エアコンの再加熱除湿の効率とデシカを比較すれば評価ができます。

一般的なエアコンの再加熱除湿の効率は2~3と言われておりますからそれと比較すると、デシカは4.4ととなり効率が大変よいことになります。ただエアコンの再加熱除湿の条件が外気温35度とデシカ条件の33度より高いことを差し引かなくてはなりません。・・・それでもデシカが相当優れていると言えます。

次に冬期の暖房加湿・・・
暖房加湿はデシカの一番のポイントでしょう。カタログから読める効率はなんと驚異の7.5!
それも室外の外気温0度の湿度50%の時です。これは手放しですばらしい効率です。仮に最もトップ効率のパナ製エアコンの定格暖房時のCOPが6であっても、外気温0度の時はCOPは5以下になります。つまりこの5で作った熱で水を湿気に換えると5で加湿する事になり、それと比較するとデシカの7.5(外気温0度)がとても凄い数値だとわかります。

凄いぞ  デシカ・・・。

・・・しかし不思議な事に気づきます。
その1で換気の性能に触れましたが、その時換気のファンの消費電力だけで100W以上の電力を使うと推察しました。すると仮に100Wをファンだけが使うとすると、暖房加湿時の消費電力からファンの使用電力をを引き、一般的なエアコンのラインーフローファンの消費電力20Wを加算して効率を再計算すると・・・COPが10.5になります。この数値・・・少し信じることができません。・・・ファンの消費電力をどのようにみているのか・・・あくまでもデシカというシステムの評価を建て主さんは知りたいのですからこれはダイキンさんに聞いてみる必要があります。

聞いてみました・・・

返答は・・・

やはりファンの消費電力は別とした時の消費電力表示だったようで、実際の暖房加湿時は送風ファン(約100Wくらいか?)を加えてほしいとの事です。この消費電力はダクト長さ・形状やフード種類によって変化するのが、風量固定の直流ファンの特性ですから、消費電力に加える事ができなかったのでしょう。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする