日射の無い新潟で、日中暖房が必要無い・・・「緑の家」の床下暖房(エアコン蓄熱型)
Ua値0.26w/m2kの長浜の家のメンテナンスに行って来ました。
「て・こあ」シリーズも51回目を迎えもう㊿のような特殊文字はなくなったので五拾壱というように漢字にしました。
昨日の月曜定休日に「て・こあ」で竈ご飯を久しぶりに作りました。
もう半年ほど口にしていなかったので・・・。
先週半ばは氷点下の朝が続き雪も舞っておりました。しかし事務所のあるもサッシはシングルガラスと30年以上前の普通のアルミサッシフレームにもかかわらず結露は全くしておりません。
一般的な書式による計算。日射遮蔽は簾による効果は算入出来ないので庇のみ。
新潟市に建築中の長潟の家はSSプラン標準です。
旧Q値は既に使わない評価が始まって一年以上経ちますが、この4月から旧Q値の経過措置も終わり、旧Q値は実質使用できなくなります(公の申請などで)。
そこで・・・当事務所の最後の旧Q値を算出しました。新Q値(というか既にこのQ値が定義されている)は換気が定数になって今後もあることになります。
2018年に加筆修正 緑字
高断熱高気密で使う家庭用エアコンのお勧めを数年ぶりにご案内します。
但し、実機を使っての体験、実測談ではなくカタログやメーカーに聞いての評価なのでその点はご容赦ください。また2014年度のカタログ、仕様からの内容ですので2014年度にしました。
「緑の家」にお住まいで・・・10年前と比べ家が寒いと思った人は多いと思います。
これはサッシや家の性能が下がった事よりも電気代が上がった事が大きいと思われます。
「えっ電気代が上がるとなぜ家が寒くなるの」
電気代は10年前と比べ大凡の家庭で1~2割程度値上がっている事はご存じだと思います。つまり10年前のSプラン(今は廃止仕様)は一番寒い月の電気代(暖房費)が3万だったとします。すると同じ暖房しただけでも今は3.5万はかかります。すると心理的に暖房を控えるようになり、具体的には温度を下げたり、運転台数をへらしたり・・・・。無論そうなると以前より家は実際寒くなります。所がかかる暖房費=電気代が変わっていないので
「家が寒くなった」
と思う事になります。変わったのは電気代で家の性能は殆ど変わりません。樹脂系断熱材は経年劣化があるので断熱性能が25年で2.5割も下がる製品(現場発泡ウレタン)も有りますが、「緑の家」で使用される高性能フェノールフォームは25年で8%といわれておりますから10年では4%以下、更に使用割合で考えると1%です。値上がった電気代はどうにもなりませんので、快適さを維持するには高くなった電気代を払うことになります。但し10年前のエアコンならもしかして買替えれば多少効率があがり電気代が安くなります。
「て・こあ」のお話しもこれで大台の50話になりました。今後も進化し続ける「て・こあ」をご紹介していけたら・・・と思っております。
6年ぶりでしょうか、拙宅におひな様が飾られました。
6年前から全棟標準となっている「緑の家」の普及タイプは断熱性能は標準と同じで他は廉価版と言う位置付です。
その6年間、超高断熱という断熱性能は全く変わりありません。実はこれが一番誇れる所で、一度決めた断熱性能は10年間以上は続ける事ができるくらいの吟味した仕様です。毎年だんだんと上がる性能仕様は何か建て主さんを裏切っているようで嫌いです。無論エネルギー価格の急騰、樹脂サッシの急落があれば別ですが今のところ7年前の予想通りの推移ですから性能は同じです。
2015/02/04/23時 緑字加筆修正
西裏館3丁目の家は久しぶりの屋根付バルコニーを備え下屋がある南向きの家です。「緑の家」のオーナさん達は積極的に太陽光発電を設置しようと思う人はいません。これはある意味真偽を知っているのかもしれません。