多分・・・生まれて初めてグリーン車に乗りました。
笑われますね。50代で初めて乗るなんて・・・。
今日はアンテナが受信した情報を少し得ようと東京へ・・・。
そこでキップを何時のようにネット購入しようと思ったのですが、サービス価格の指定席はなく、あるのはグリーン車のみ。価格を比較するとグリーン車の割安価格と、普通に指定席を購入しても殆ど一緒。ならグリーン車でしょう・・・。ということで生まれて初めてグリーン車に乗りました。
確かに席は広いですが、私と同じくらい歳の人が多く、きつい整髪料の匂いが・・・
これなら普通の指定席の方が様々な匂いが入り交じって良かったかも・・・みんな暗いし。
そうそう・・・とうなずく。
さて今回は、
ドイツからわざわざお越し頂き説明された、熱と湿気のセミナーです。
また続きは帰りの新幹線で・・・
・・・で続き・・・
今とても興味があるのが、
「家とカビ」
です。
その前に・・・
上の写真からわかるとおり、今、大事なことは・・・
「その建築部位がその地域に適合していて且つ使用状況に左右される」
この一言ですね。
まず最初に今日の新幹線から見た風景がそれを如実に表しております。
三条あたりの風景 8時40分 今にも落ちそうな暗い空。
三条はどんよりした雪雲・・・これが続きます。長岡あたりは雪が舞っており豪雪地の証・・・、湯沢は雪は・・降るけれど、日射もしっかりある・・・これ全て新潟県です。しかも時間移動は三条から湯沢まで35分位・・・距離100kmです。とにかく地域気候特性がありすぎるのが新潟県です。
最も驚くのが実はこの1月中旬で雪が殆どない湯沢を見たときです。
さて・・・
今回のセミナーでは外壁通気層や小屋裏換気が一般的に存在する日本の住宅に対し、ドイツで例では、小屋裏換気や外壁通気層がない事例(外壁下地の上に直接仕上げがある事例が殆ど)ばかりで、そこは少々残念でした。
また事務所に戻ったら続きを書きます。
ということで・・・事務所です。・・・
実はUSAとドイツ、スカンジナビアでは湿気の事を考えるのに定常計算ではNGで、非定常計算が良いとのことです。特に・・・雨水の影響を受ける外壁に通気層ない部位や、小屋裏換気がない屋根部位では、雨水の浸入があるとそこが乾くまでに悪影響がある(外壁凍結落下、カビ汚染)事がわかったそうです。
ドイツとこの日本で決定的な違いは・・・剥離落下は別にして、カビに対する向き合い方だと思います。ドイツでは外部でも徹底的にカビを嫌うようです。一方日本(特に新潟以南)では、外部のカビを嫌っていたら社寺仏閣は造ることができません。社寺仏閣の外壁はカビだらけだからです。
カビも藻さえも同居する日本建築。これが良いわけではないが・・・。
日本(特に新潟以南)夏は、通風最大の外壁でも木にはカビが自然に生えるのが普通ですから、カビを受け入れる文化なのです。しかし内部空間は別です。そしてここが私が一番はまっているところなのです。
最後に・・・美しい新潟の写真を。
コメント
小山博行様
コメントありがとうございます。
>日本とドイツの気候は
どれくらい違うのですか?
ドイツ国内でも気候が様々ですので「地域性が大事」とのことです。
相当大雑把に言って夏は北海道、冬は島根県日本海側の気候がドイツに近いと思われます。つまり夏は比較的カラッとしており、冬は日射がなドンヨリとジメッとしていると思われます。
こんばんは、
寒中見舞い申し上げます。
さて、電力自由化でも諸外国の跡を追っている訳ですが、日本とドイツの気候は
どれくらい違うのですか?
要するは、適材適所ですよね⁈
埼玉県