城山の家です。
耐雪1mで耐震等級2、長期優良住宅を取得したキッチン土間のある「緑の家」です。
この土間については2年ほどまえから「旭町の家」「西大畑の家」では玄関土間として、今回は本命のキッチン土間として積極的に取り入れており、現在も大きな蓄熱土間のある「緑の家」を設計中です。
一階は3/4がコンクリート土間仕様となる。つまりほぼコンクリートの床。畳の部分まで入れると4つの段差。
キッチン土間構想は「て・こあ」の管理を手伝うようになって、その効率的な仕組み、更に日本の食文化にとてもマッチしているから、「緑の家」のシリーズとして是非今後は勧めたいと思っておりました。
確かに床下エアコン暖房は出来ませんせんが、それ以上の魅力も持っており、その魅力に打たれた人にはお勧めをしております。
このキッチン土間で最も苦労したのは、基礎高1mとどのように折り合いをつけるかでした。
キッチンから庭へできる限りストレスなく出入り可能とし・・・でも基礎1mの耐久性はほしいし、一階の1/4でも床下収納があれば使い勝手良いはず・・・。
そこで考えついたのがこの3つのレベルのコンクリート床です。
無論お子様が小さいうちはコンクリートのままでは生活が難しいので、厚い絨毯を敷いてもらい大きくなったら外す・・・そう、昔のような畳に「敷きゴザ」の感覚です。
またキッチン土間でどうしても外せなかったのは、
吹き抜け(高い天井)です。
吹き抜けがあることで、明るさと同時に、ある程度の煮炊きの煙(焼き肉や鍋程度です)が上から逃げるように・・・無論冬期以外の中間期の話です。
キッチン土間には作り付けのラフなキッチンセッ等々ト・・・。ワクワクしますね。
何時もの柱の無い玄関ポーチ。1.8mのはねだしの梁で支えることで緊張感が生まれる。
玄関は低い位置からから入り、キッチン土間はここより400程度上がります。自転車もそのまま土間内に・・・。生活に則した土間となるはずです。
コメント
浅間様
早速のお返事ありがとうございます。
当方はべた基礎で、地耐力についてはわからないのですが、間に土を入れるとシロアリのリスクになるのではという懸念から、すべてコンクリートのほうが良いかと工務店の方と話しておりました。予定通り、基礎コンクリートから土間部分まですべてコンクリートで進めようと思います。
蓄熱有効厚さについても、「熱伝導をよくしないと」というお言葉から、たいへん有効な示唆を得ることができました。また、工務店の方と検討してみたいと思います。
ありがとうございました。失礼いたします。
yama様
コメントありがとうございます。
>このコンクリート土間は基礎コンクリートの部分まで、すべてコンクリートなのでしょうか?それとも、間に土を入れられるのでしょうか?
土です。
布基礎で中央部分は土です。
べた基礎の場合は土を入れると大きな地耐力が必要となりますのでご注意下さい。
コンクリート土間の期待蓄熱部分は上から20cmまでです。それ以上厚くしても20cmを超えた部分はそのまま(熱伝導をよくしないと)では蓄熱として使えないのでご注意下さい。
エレベーター様
沢山のコメントありがとうございます。
過去ブログに質問のお答えがあると思いますので、検索してみて下さい。
但し2000以上ありますから検索の方法は
キーワードの後ろにスペースを入れてから
site:http://arbre-d.cocolog-nifty.com/blog/
を検索窓にいれてください。
具体例
エアコンをキーワードとするとき
”エアコン site:http://arbre-d.cocolog-nifty.com/blog/”
となります。すると当ブログ内の検索のみとなり探しやすいです。
自宅の新築にあたり、こちらのブログでいつも勉強させていただいております。
1つご教示いただきたいのですが、このコンクリート土間は基礎コンクリートの部分まで、すべてコンクリートなのでしょうか?それとも、間に土を入れられるのでしょうか?
当方でも、LDK南側に蓄熱を目的としたタイル敷きのコンクリート土間をもうける予定のため、その部分をどうしようか検討しております。
ご多忙のところ恐れ入りますが、よろしくお願いいたします。
日本の茅葺きの家みたいですね。
キッチン土間は!
原点回帰ですかね。
ほかのブログにも、
コメントさせて頂きました。
いつも、為になる楽しく興味深いブログ、
ありがとうございます